第6回目の神楽坂女声合唱団のディナーショーが昨夜、無事に終了した。今回、初めての会場となった水天宮にあるロイヤルパーク。超満員だった。
  いつもいつも言ってしまうのだが、「継続は力」だと思う。歌声で分かる。勿論、歌のプロが多く入団したということもあるのかも知れないが、そればかりではない。いうなれば、歌に「力」があるということ。技術論ではない世界。それはそれは不思議な世界を感じる。
  プロの歌手には出来ないというか、いや・・・・なんというのだろうか?ソプラノ、メゾ、アルトの歌声が神楽坂ならではの世界を繰り広げているのだ。それは「力」なのだ。迸るパッションみたいなもの。6回目にして、私は初めて気がついた。歌う曲の難易度について、妙にナーバスになっていた時期があったからだ。


  素人ではあるものの、高校時代は声楽を少しだけかじった。コールユブンゲン、コンコーネ・・・懐かしい響きだ。 歌は昔から好きだった。大学になってからはそれまでは無縁だった「演歌」にのめりこんだ。これまた、不思議な出会い。独特の「和音」に惚れた。
  そして、社会人になって、カラオケばかりでなく、カツ代さんに誘われて、この「力」ある合唱団に入団した。6回目にして、なんといいことに気がついたのだろうと、帰り道、うれしくなって、一日の心地よい疲労感に酔っていた。いつもながらのクリスマスソングであっても、難易度、レベルアップした曲ばかりに拘泥することなく、自然体で進んでいこう。
  そして、何よりも「力」あるステージが無事、割れんばかりの拍手喝采の中で終了したことをカツ代ちゃんに伝えなくては。

| | コメント(0)

カテゴリ

コメントする

このブログ記事について

このページは、ichikoが2005年12月21日 21:45に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「忙しい? 師走もいいもんだ!」です。

次のブログ記事は「セレブなロハスがスローフード??」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

プロフィール

ichiko.tv

ichiko.jpg
吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

メール

ご意見・ご感想はコチラまで!

著書紹介

「にっぽんの旨い!を取り寄せる」
食文化研究家・永山久夫さんの全国津々浦々のお取り寄せグルメ100選。「おいしい」の裏側にある生産者の思いにも触れられる一冊。未知の「味」と出会える。
価格1,470円(税込み)

「横浜中華街行列店の秘伝レシピ」
横浜中華街で特に評判の高い厳選29店の味を家庭で再現するためレシピ。秘伝の味を再現するためのコツや工夫を惜しみなく公開。プロの味が家庭で再現できるか?について検証した。
価格1,470円(税込み)

「横浜中華街オフィシャルガイドブック2005-06」
独立して初めて関わった思い出のガイドブック。横浜中華街発展会協同組合の325店全店完全取材! 「食」と「文化」、「歴史」そして華僑・華人の「生活」に触れられるオフィシャルガイドブック。あの燃えるような夏の取材の日々は良かった。
価格950円(税込み)

「和食のいろは」
和食のおいしさを支える基本をあらゆる角度から紹介。プロに教わる目利きのコツから料理研究家直伝の和食レシピ満載。ずっと会いたかった道場六三郎さんをインタビュー。
価格1,470円(税込み)

「マヨネーズってわっはっは」
 親友のかっちゃんこと小林カツ代さんのマヨネーズを使って驚きレシピを紹介。遊び心がいっぱいのレシピや薀蓄も盛りだくさん。
価格1,470円(税込み)

「浅草散歩ガイド」
一カ月に一回は必ず遊びにいく浅草。路地裏は最高。どうしても「浅草のガイドブック」を作りたかった。浅草今昔物語から「食べる」「歩く」「憩う」「買う」浅草が満載だ。
価格1,260円(税込み)

2013年5月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31