ch12.その他 : 大銀杏


  暖かくなったり寒さがぶりかえしたりと、本当に目まぐるしい天気が続いている。昨夜の雪には驚かされるし・・・

  ところで、鎌倉市の鶴岡八幡宮の大銀杏が早朝に倒れたという。もうビックリだった。昨日の夕方以来の雪を含んだ強い北西の風が原因だというけれど、これまでも台風も大雪もあっただろうに・・・と思ってしまう。樹齢1000年である。いわば鶴岡八幡宮のシンボルだった。根の状態から回復は不可能だといううニュースも聞くと、本当に本当に残念でならない。
  ゆったりと時間のあるある日の日曜日。鶴岡八幡宮を訪れたことを思い出す。実朝暗殺の話しなど聞きながら、大銀杏を思いっきり見上げてみた。本当に日本の歴史のひとこまに触れた日であった。思い出すと、何か哀しい。


   7日にウオッカの現役引退が正式に決まったが、お疲れ様という気持ちとともに何とも言えない複雑な気持ちだ。最高の牝馬ではなかったかと思うほどの馬だった。ラストランに予定していた27日のドバイワールドCを待たずに引退することになったわけだが、鼻出血を発症が確認され、「もう無理はできない」との結論だったという。6歳か・・・。しかし日本の競馬ではこのウオッカ登場以来、実に優秀な牝馬の時代が続いたものだ。
  今後は母親になるためにアイルランドへ渡って数年間過ごす予定らしい。人は口々に「歴史的名牝のDNAは次世代へと受け継がれる。楽しみだ」と言うけれど、優秀すぎる親の間に生まれてくる子どももまた・・・嗚呼大変だなあ。

   申告シーズン真っ盛りの今、本当に税金についてしみじみと考えてしまう。日々の忙殺の中では、税金の問題を何となく曖昧にしてしまうことが多いのだが、こうした時期になると、不思議なもので本気になってしまう。
 

  しかし、民主党政権のトップの胡散臭い話しが続出する中。思い出せば鳩山さんは母親からの12億円以上の資金を当時は貸付金だと抗弁を検討していたものの、昨年末には贈与である事を認め6億の贈与税を納めた。要は何事も判明しなかった場合、巨額の相続税を逃れたことにもなりかねない。幹事長の小沢さんも不動産購入原資をめぐって個人資産を家族名義にし、あくまで個人資産である事で贈与税のかかるものではないといいきった。政治資金規正法上では何もかもを"すべて決着済み"とはできないことをご承知なのだろうか。

  共同通信社が鳩山政権に対して全国電話世論調査を実施した結果、内閣支持率は36.3%に。昨年9月の内閣発足以来最低であり、支持率が40%を割り込んだのも初めだという。要は発足時の72%が半減したということだ。理由のトップが「首相に指導力がない」というものらしいが、それだけではない。やはり政治資金問題をめぐっての強い不信感が国民の根底にあるのは間違いないのだと思っている。北海道教職員組合の不正資金提供事件もあったが「必ずがんばるから」という、関係者の何とも薄っぺらい弁明。呆れてしまう。
  鳩山式の税逃れはきちんと国税は調査してほしいと思う。一国の首相ですから。また鳩山首相は小沢さんの続投の意向を表明しているけれど、何となく時間は過ぎない。やはり小沢さんは国会で説明すべきでしょう。

ch10.生活 : ベビーマッサージ

  ベビーマッサージが最近の子育てママさんの間で流行しているようだ。もう本当にかなり前なのだが、カルチャー教室でベビーマッサージのプランが出た時があった。でも、当時は「??」とまだまだ知られていなかった。
  でも、最近になって、私の身の回りでも若いママさんたちが「ちょっと時間ずらせていただけますか?今日はベビーマッサージなんですぅ」と言う。一瞬「え?」と分らなかったのだが・・・。聞くところによると生後2ヵ月くらいから1歳くらいまでの赤ちゃんが対象とか。まだ実際にみていないので、何とも言えないが、大人でもマッサージは夢心地になるのだから、赤ちゃんにとっても最高に気持ちいいのじゃないかって思う。お母さんの手のぬくもりと、そしてお母さんの声かけが何よりも赤ちゃんの心に伝わっていくと思う。
  思えば、子育て期間とは長いようで短い。精一杯、優しいぬくもりで多くの赤ちゃんを包んであげてほしい。そう思うとほっと心が温かくなる。

ch05.エンタテイメント : 邦画の魅力

  本場アメリカのアカデミー賞と比べると、日本アカデミー賞は少し地味な感じる人も多いだろうが、最近の邦画はなかなかも本当に素晴らしい作品が多い。
  3月5日に第33回、日本アカデミー賞授賞式が開催され、最優秀作品賞は『沈まぬ太陽』が受賞した。『劔岳 点の記』が最優秀作品賞では?と思われていたらしいが、『沈まぬ太陽』は原作を読んだ上でも、期待を裏切らない作品であったと思った。途中休憩が入るほどに長時間だったなあ。
  変な癖?があって「あれっ?!」と思った作品は2回、3回とみなおすことがある。さらっと1回目はみても何か気になるシーンや台詞があるとまたみなおしてしまうのだ。それが実は『劔岳 点の記』であった。今回、最優秀作品賞は逃したものの、最多6部門で最優秀賞を受賞する圧倒的な強さだった。とくに、最優秀撮影賞だが、木村大作監督の作品は、ステージにあがるなり「これが取れなかったら帰ってるよ」と言うほどの出来栄えだ。兎に角木村大作さんの撮影の"目"は天才的だと思う。細かな部分が実にすごいのだ。あの雪崩シーンなど、声も出ないほど凄かった。結局3回みてしまった映画であったが、本当にいつまでも心に残る作品だ。

  しかし・・・鳩山総理の祝辞・・・「妻もいつも映画を撮りたい」と言っていると、いろんなところで仰っているようだが、あの気の抜けたような表情でそんな事ばかり。何か辟易である。もちろんも言うのは自由なことではあるが。

ch07.味 : 家庭の味


  先日、仕事関係者と蕎麦屋に入った。温かい蕎麦を注文した。食べながら「吉田さん、この味は・・・好きですか?」と聞く。かなり薄味で、私は気に入っていた。「美味しい美味しい」と答えたが、相手は「ん・・・」と言っている。
  関東より関西の方が薄味だと聞いたが、九州はどうなのだろうと思った。私は関東出身だが、濃い味は意外と苦手だ・・・・・というより、やはり家庭での「味」というものが刷り込まれているのだろうと思った。それはやはり「親」の影響が強いのかも知れない。


  先般、知人のОさんの"いなりずし"の話しが頭に残っていて、料理研究家の加藤和子さんに「美味しいいなりずしの作り方を教えてほしい」と言ったところ、プログ(3月4日付け)で早速紹介してくれた。和子さん、有難うこざいます!最近では味付けのこーいいなりずし用のおあげも売っているが、やはり手作りでわが家の味を作りたいものだ。

加藤和子さんのいなりずし

   
  日本人は本当にマグロが好きだ。8割は日本人が消費しているとは考えてみればすごい数字だ。
地中海を含む大西洋クロマグロの国際取引を禁止する案に米国が賛意を表明したことで、山田正彦副農相は取引禁止にあくまで反対する姿勢を強調していたが、どこかに「米国だって・・・」というある思い込みがあったのだろう。変な思い込みをしてしまうのは、いい意味でも悪い意味でも日本人らしい。しかし、冷凍も含めても来年一年くらい、クロマグロが食卓から消える!と慌てている声も多く、どうかな?と思ってしまう。「あるうちに食べてしまいましょう」などという人など見ている根本問題が全くわかっていないなと感じる。日本人は古来からそんな考え方はしないものだと思っている。


  以前、釣り名人!の作家である三浦修さんから一冊の本をいただいた。それは 『 サバがマグロを産む日』(監修:東京海洋大学副学長/刑部真弘、フィッシング・カレッジ校長/奥山文弥・つり人社)という本だが、登場する国立大学博士をはじめ、テレビなどでもお馴染みの"さかなクン"など12人の魚大好き先生たちが、我々と魚とのかかわりなど、食べ物(食材・味覚)、暮らし、健康(心の問題・病気)、文化、社会そして未来などの各テーマを通じて立体的に語ってくれる。今後、おおいに期待されるマグロの養殖の事も考えながら、楽しみながら読める一冊である。

ch12.その他 : MOON!


  科学雑誌『Newton』の4月号の特集の中に天体に関する記事があった。となりにあるアンドロメダ銀河までの距離は230万光年、最も速く進む光でさえ230万年かかる・・・・そんな文章を読みながら、途方もない天体の距離について考えてみる。人間は途方もない事を考え、途方もない世界にロマンさえ感じてしまう。

  心ときめくニュースを読んだ。NASAが無人探査機エルクロスによる観測で、月の南極に近いクレーターに凍った水が存在することがわかったとの発表があった。なんか興奮してしまう。これまでにインドの周回探査機などの観測で、月面の広い範囲の砂の表面に水が結合して存在していることが確認されいるそうであるが、まとまった量の水が確かめられたのは今回が初めてだという。これまで、月は完全に乾燥していると考えられてきた。そんな月に大量の水が存在しているとは!デスクの上に置いてある月カレンダーを見ながら、気持ちはまさに"ウオー!ター"です。
 


  いつも季節のお便りを下さるОさん。いろいろなイベントの企画をされ、とーんでもなくお忙しい日々だと思うのだが・・・。郵便物の中にそのお葉書があると、「わぁ!」とウキウキ喜んでしまう。パソコンメールが多い昨今で本当にひとつの感動でもある。
  そのお便りのタイトルが『求ム!あいなりさん』であった。「えっ?」と思って読む。なんでも、Оさんの気に入っていたお店の経営者がご高齢の為、相次いで閉店してしまっているということだ。それほどおいなりさんに対して深く考えたことがなかったのだが。おいなりさんの店といっても甘味系、専門店系、すしや系、おにぎりや系・・・と何ともいろいろあるらしい。

   だいぶ前に、ローソンの取材をした時に地域でおいなりさんの味付けをきめ細かく変えている・・・そんな話しを聞いたことがあった。東京で生まれて東京に育って、文化がまさに"東京"そのものなので、他のことはあまり意識したことがなかったが、今回はおいなりさんひとつにしても深いなぁと感心した。

  ちょっと聞いた話ではあるが、キムタクが面接の時に好きな料理の事を聞かれ、「おかあさんが作るおいなりさん」と答えたそうだ。その話を聞いた時は何か、本当にほんわりといい気持ちがした。そして、あるコンサートのイベントの時、キムタクのお母様が司会・進行をしていらした事があり、その手作りのおいなりさんの話を思い出したことがあった。"おふくろの味"ってやはりいいものだなあと思った瞬間かも知れない。
 

 さて、話しは戻って・・・Оさんが「このままでは私はほうれんそうのないポパイのように・・・。どなたか。おいしいあいなりさんのお店を教えてください」と!Оさんの真剣な声にあれこれ考えていた。先日「吉田さん、これ、最高なのよ、召し上がってみて」と渡されたのはしっとりしたおあげの中の酢飯には、ほんのり山葵味がしたものだった。「へぇ・・・面白い~この味、面白い~」と思いながら、3つも一気に食べてしまった。
  また、おあげにしても関東は酢飯をあおあげでくるりとくるんだ四角いものが多いが関西はおあげを三角形にしたものだとも。しかし、「求ム!おいなりさん」というОさんのメッセージ。なんかいろいろなレシピや話題満載になると面白そうだなぁ。

プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。

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