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‘ch07.味’ カテゴリーのアーカイブ

立秋過ぎて

2021 年 8 月 11 日 水曜日

立秋を過ぎましたが、東京はまるで体温のような気温です。「危険な暑さです」「不要不急の外出は控えてください」とニュースでは伝えますが、最近はこの「不要不急」が分からなくなっています。「読んで字の如し!」と言われると思いますが、実に誰も彼もが簡単に使用していますね。

いずれにしても暑い!です。天気図を見ているとやたら面白い。暑い暑いといっていても、やはり天気はいつものように秋に向かっているのですね。

葡萄や梨が店頭にでてきました。秋の味覚が大登場です。まるまスイカを、ばきーんと切った夏ももう終わりに近づいていますね。

10月のイベントの天候が気になって気になって・・・過去の天候を調べ始めています。人間の力じゃどうしようも出来ない、そんな世界を感じながら。

食べるということ

2021 年 6 月 6 日 日曜日

「正しい食事」という本のタイトルから食生活の事を改めて考えてみた。「食」といえば、これまでにもいろいろなブームのようなものがあった。とくに・・・と言えば、たいがいのテーマがダイエットに繋がっているものなのだが、コンニャク、バナナ、ゆでたまご、リンゴと、もういろいろありすぎて混乱してくる。しかしよくよく考えてみると何とも偏っているなと。

偏っているといえば、本当にご本人の前では、口には出せぬが猛烈な偏食の方を知っている。「えーっ!」というほどの偏食の上、ほぼ毎日、酒を飲み、かなりのヘビースモーカーである・・・にも拘わらず。至って元気である。しかし、一報で、一生懸命に野菜を多くとり、また薬膳料理など丁寧な食事を続けられたが、割と若くして亡くなった方も2人ほど、また「オリーブオイルしかない!」となんでもかんでもオリーブオイルといって亡くなった方を知っている。人は必ず死んでしまうものなのだが・・・少しでも美味しく食べて長生きはしなくては!と最近は特に思えるのだ。

さて、動画編集をしている中で「二度と芋は食わぬ!!」と戦争体験をされた、特に男性の方々の口からは出る。彼らのいう「芋」はサツマイモではあるが、〝おいも〟スイーツなど様々な商品に囲まれている私たちには全く想像も出来ない「芋」であることが、いろいろ調べると分かる。「色は紫と灰色を混ぜたような色だった」「筋ばかりしかなかった」など、?マークがアタマを占める。「食わぬ」と言うほど、超まずい。それでも戦争中は食わねばならない。本当に当時の食の貧しさと辛さを仰る。。灰色で筋ばかりの芋は決して美味しくはなかろうと思う。そのようなものでも必死に必死に食べて、生きてこられた。そんな時代があったのだ。だから「今は天国ですよ」と皆さんは言うのだ。「今はね、このお腹に」と言ってポンとたたいて笑う。しかし、現代はなんだかんだいっても飽食の時代である。

健康番組の氾濫。あれは駄目これも駄目・・・駄目づくし。情報の氾濫の中で、どんな情報を得たら良いのか?さえ混乱する時がある。そんな時は耳をすましてみるのだ。ダメダメばかりでは話もつまる。これがいい!と言えば、翌日のスーパーからその野菜だなんだかんだがあっという間に売り切れる。じゃあ!どうしたらいいの?とまでいいたい時がある。よく考えれば分かることなのかもしれないけれど・・・

小学生の時の担任の先生が戦争体験を話してくれたことがあった。もう何も食べるものがなく、配給制度の中では、いつもいつもお腹が空いていた。古い古い記憶の中を辿っているので曖昧な点も多々あるのだが、その先生が確か、妹さんとふたりに、あるご婦人が真っ白な握り飯をくださった。手のひらにのせられた真っ白な握り飯。そしてそれをほおばった時の〝美味しさ〟の話だったと思う。勿論、小学生の時、実はあまり食に興味もなかった当時の私にとっては「ふ~ん」くらいの事だったが、今、戦前戦中戦後、復興期等の人々の「記憶の遺産」として、動画を撮り続けていると、その時の担任の先生の様子、そして真っ白な握り飯の味やにおいなど優しい温もりと感覚が伝わってくる。

やはり、現代の日常は「食」が氾濫しているのだ。「超デカ盛りランチ」とか、今はあまり人気がないのかも?「大食い競争」などは好きではない。寧ろ、最近は所謂「健康番組」の内容にも確実に興味が薄れてきた。でも、ふっと「毎日、私、ハンバーガーとポテトでもいい」「気が付けばカップラーメン」などと言っていた昔の勤務先の後輩の顔も浮かぶ。少しばかりの心配がそんな思いにさせる。彼女や彼らは元気にしているのだろうか?

真っ白な握り飯は糖質も多かろう。塩分は控えめにと言われれば味噌汁も厳しい。漬物もこれも塩分過多だろう。甘く煮た豆も。しかし、日本人の味覚にあった、昔ながらの食事について考えて見れば、これってかなりいいと思えるのだ。お浸し、糠漬け、汁物も具沢山にして、豆腐や湯葉、新鮮な刺身、魚の粕漬もろもろ。仕事で汗をかくこともあるだろう。そうすれば十分な塩分だって必要。歩き回って歩き回って「腹減った!」時には真っ白な糖質たっぷりの握り飯もよかろう?と思ってしまう。

健康で「味」が分かって「におい」も感じて、ああ!美味しい!と思える事が一番かなって。適切、適度・・そして適当!

正しい食事

2021 年 6 月 5 日 土曜日

人間っていうのは本当にしようもない生き物だと思う。寝食忘れるほど本を読み、勉強したら・・・また集中して取材の為に歩き回っていたら・・・ふっと気づいて「うどん」でも「蕎麦」でもいい。その一口は夢のような美味しさだと思う。が、うまい!うまい!もっと飲みたい、食べたい!という連鎖に入ったに確実に太る。その1キログラムの凄さは例えば牛肉1キロってかなり量が多くて、簡単に食べられるものではない。しかし・・・コロナ生活での自粛中、人はどんどん口に入れて、そして「うまい」「うまい」と満足し、そして確実に目方を増やしていく。よほど、管理能力のある者以外は、無理だと思う。

栄養科学博士・オーガスト・ハーゲスマイヤーさんま「食事の科学」(講談社)を読んだ。彼のいう「正しい食事」をすればみるみる(この表現方法は嫌いだが)引き締まったボディづくりが出来るということだ。

カロリーゼロのものをせっせと摂る、ささみ中心にする、プロテインを摂る、油は極力避ける、運動の前後にスポーツドリンクを飲む・・・全て「無駄」だと彼は言う。そして何よりも衝撃的だったのは腹筋しても腹はへこまない?あああ~なるほどねと感じ入った。

ちょっと甘いもの・・・と自分にご褒美とか言ってしまう。サプリメントでもっと健康で美しく!諸々本当に胸にズシンと響く。

「正しい食事」って何だったのか?再度、考えていくことも良いかも知れない。


あの頃からずっと・・・

2021 年 6 月 1 日 火曜日

学生時代の親友からメールが届いた。彼女は今、奈良県に住んでいる。だから、日ごろはなかなか会えない。「誕生日にケーキを焼いて送るね」と。手の込んだ、ヘルシーなケーキのレシピ。

学生時代、貸した本がかえってくると、ページの間に煎餅の粉が挟まっていて、それを私はキャンキャン怒った。「白いマフラー編むね」といって出来上がったものがすっかり灰色になっていた。待ち合わせの時間に遅れる彼女に駅の伝言板に「先に行く!」と、当時からせっかちの私は先に出かけて行った。

社会人になってからも、彼女と登山をした。あれこれ注意書きを書いた手作りのしおりをかなり後になってからも「とっておいたよ~」と見せてくれた時はただただ驚いてしまった。

6月になって・・・私の誕生月・・・

彼女のメールを読んで、何か胸の奥でジンと痛くなって涙がにじんだ。

10代のなーんにも怖くなかった時代の学生生活が妙に懐かしくなっていた。

ノンアルコールwine

2021 年 5 月 10 日 月曜日

先般、ちょっとした会合でノンアルコールのワインというものを生まれて初めて飲んだ。最近はビールもノンアルコール。禁酒法時代の小説を思い出した。アルコール入れてしまったら・・・と思うとちと怖くなっている(笑)

ふんわ~り もちもち~

2021 年 3 月 23 日 火曜日

最近は高級食パンがブームである。コンビニなどで売っている食パンの数倍の価格であるが、兎に角、売れに売れている。一度、専門店で購入して味わった。いやあ、なんと表現したらよいのか~ふんわり~まろやか~

そして、開店したばかりのベーグル専門店が気になっていた。「買えない!」「いつも売り切れ!」という声ばかりだったので、雨降る寒い日、開店一時間前。まさか・・・すぐに人が並び始めた。そしてぞくぞくと。あっという間に20人並んだ。そして一人8個しか買えないということが分かった。買い占めなんて出来ないのだ!

「本当に貴重なベーグルとはこうしてものか!」と数人で味わう。食べるときはあっという間で終わる。国産小麦の風味ともっち~り感。おお・・・

まさか?というものが売れている時代。

2021 年 3 月 19 日 金曜日

日本人の多様性について先般も脳科学者の茂木健一郎さんのセミナーで話を聞き、なるほどね!と思った。なんでもケンブリッジで学ばれている頃もあちらの方は本当に毎日、同じような食べ物で満足しているとか。日本人は「旬の味覚」実に大切にするものだ。季節感が食には盛り込まれる・・・と信じている。

ふっと旬の食べ物を思う時、何故か、私は一人の女性を思い出す。華麗でいろいろ浮いた話も山ほどあった一人の女性。「今、そら豆の天ぷらを作っている」と電話がある男性にかかってきていた。皆が仕事の時だったから、今思えば、休んでいたのかもしれない。その少し前に、彼女は私にある流通に勤務する男性に、また食事に行きたい、宜しく伝えてほしいと伝言した。全てのMESSAGEが点・・・点・・・点てあったが、間もなく彼女は癌で亡くなったという報せを聞いた。あっという間の死だった。何故か「そら豆の天ぷら」という言葉が印象的であった。40代という若い死であった。きっと・・・そら豆の季節だっのだろうと、いつも「旬」という言葉と重なる。


塩分

2021 年 2 月 23 日 火曜日

塩分の摂りすぎはいけないということで先般、栄養指導を受けた。話を聞いているうちに「まさか」という事態になった。初めてかもの症状である。冷や汗が出てきて、動悸が酷くなり、嘔吐感までするようになっている。しかし管理栄養士の方は話を続けている。かなり様子がおかしかったのか?「吉田さん?」と言って話をやめた。

要は、それほどの症状が出るほど自分は日常の食生活では塩分を摂っているということだ。梅干しもダメといわれりゃ、毎年、つけている梅干しはどうなるのか?と。いくらの醬油漬けに至っては先方の言葉が消えた。生イクラから丁寧に丁寧に毎年、いくらの醤油漬けを作っているのに・・・どうしたら?挙句、しらす干しの頭の塩分の話まで。無塩バンの存在も知った。

カラダの不調に陥った。人のカラダを悪くするのは簡単じゃのう!と思ったほど。わいわい笑って、美味しいね~と言っている食事、つまり楽しい食事は多分、塩分過多の料理が並んでいるのだと思った。

不調がなおってから、冷静に「塩分」についてアタマで考えてみることとした。

ばぁば・・・安らかに

2021 年 1 月 8 日 金曜日

NHKの番組「きょうの料理」に長年出演され、とくに和食の魅力を伝えた料理研究家・鈴木登紀子さんが2020年12月28日に肝細胞がんのため東京都内の自宅で亡くなったとのニュースを見た。享年96。

近所の方々に向けに開いた料理教室が評判となり、活動を始めたのが46歳の時だったという。明るいお人柄で「ばぁば」という愛称で本当に親しまれていた。

もう本当に大昔の話・・・ある編集者が鈴木登紀子さんの料理本を作ったということで持ってきてくれたことがあった。本当に家庭料理のいろはがたくさんあった。ほっとする一冊で、煮もの、焼き物と参考にしているうたに本は日々、ボロボロになっていった・・・。

テレビに出演されていた時、確か、「包装紙が捨てられないのよ」と言って、封筒だったか?いろいろ手作りされている風景がとても素敵だった。「マニキュアもかわいいでしょ」と赤く染めた両手を広げていらした。

料理だけでなく礼儀作法も。普段の生活に根付いた和食文化。きちっと遺していってほしい。継承していきたい。

甘じょっばい

2020 年 10 月 23 日 金曜日

テレビの料理番組というよりグルメ情報番組というのか、最近、矢鱈と「甘じょっばい」という表現を耳にする。「うわぁ~この甘じょっぱい味は最高ですね」と言われるとどうもピンと来ていない自分がいる。

忘れているようで実は一度引っかかったものがなかなか取れないタイプ。時として「なんだろう?」と思うとますます引っかかってくる。

甘い、辛い、酸っぱい、苦い・・・甘酸っぱい、ほろ苦い、それはよくわかる。

~の甘辛煮というと「味」はだいたい分かる。しかしどうも「甘じょっばい」が分からない・・・ああ、どうしよう。調べるしかないね。