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ch07.味 | ichikoTV - Part 2 ichikoTV

‘ch07.味’ カテゴリーのアーカイブ

嫌だぁ~カエルカ~と言う人々

2023 年 5 月 13 日 土曜日

最近、若い世代で「カエルカ~」という言葉があるので「なに言ってんだろう?はぁ?」と思っていた。蛙化現象は文字通り「かえるかげんしょう」というものらしい。なんでも好意を抱いている相手が自分に対しても好意をがあることが明らかになると、その相手に対して嫌悪感を持つようになる現象とか?「え?それ何なんだぁ!?」と叫びたくなる。ふつうは「LUCKY!」と飛び跳ねるところだろう?しかし・・・例えば片思い、好意があった相手に対して「生理的に無理」と思うほど逆の感情になるそうな。これはグリム童話『かえるの王さま』にたとえて「蛙化現象」と呼ばれているらしいです。

いろいろ考えてみたものの結局よく分からない。道でちょっと躓いた相手がシレッと何事も無かったように体勢なおして歩きだしたから「嫌だ!」とか?つまり受け入れられるためには、躓いて、そこでおどけてほしかったとか?嗚呼!全く理解不能。

かなりかなり前の話だがある女性が結婚したいと思う男に対する悩み相談があると言われ、うけたことがある。聞いてみるとその男性はカレーライスを全部混ぜて食べる、その姿を受け入れられない。だから嫌だ、どうしたらいいか?というもの。心理カウンセラーでもない私だが、先ずは、頭の中でそんな現場を想像した。カレーライスはどう食べたらいいんだ?と。しかし、彼女に対してすっきりした回答は出来なかった。多分、その男性は小さいころからカレーライスは混ぜると美味しくなる!という人なのだろう・・・と思った。かえられないよねぇ・・・今でも、卑近な事例だが、グルメを自称する男性がスープタイプのものは「絶対に嫌だ!嫌いだ!」と受け入れない人がいる。食べ物に関しては本当にいろいろ。あれ嫌だ、これ嫌だと自分通りを求めたら多分、誰とも食事もできないし、まして暮らせないだろうなと思う。

・・・で!先ほどのカレーライスの彼女の話であるが、結局、その男性と結婚した。要は「愛は勝った」のだろう。

人間って完全はない。いちいち「「ひく~っ」と拒否していたら何も進まないかも知れない。

令和5年5月5日です

2023 年 5 月 5 日 金曜日

「こんな特別なぞろ目の日はないです!」と言っている人がいたのでかなり特別だと思っていたのですが、来年の令和6年、そして7年もと思うと・・・ぞろ目の日ってあるかなと(笑)何れにしても妙に意識していました。

昨夜からずっと考えていましたがやはり2020年1月からのコロナ禍が与えた、時代のハプニングは途轍もなくじわじわと影響していると思います。それは、譬えがかなりひん曲がってはいますが、自分の内では大ヒットした譬えなんですが、いきなり想定外の怪我をして、血がでて、暫く時間が経ったら、その傷跡にかさぶたが出来ていた。傷がほぼ治る頃、かさぶたが剥がれ落ちる頃か、そのかさぶたを「必死だった」「一生懸命だった!」と変な懐かしみにすがるようになっている。でももそのかさぶたは前の皮膚には決して戻らないもの。腹をくくって、前向いて、正々堂々と割り切ってしまう事しかない!そんな事をコロナが教えてくれたなと思っています。

老いも若いもこの時間を過ごさざるを得なかった。そんな中で、最近、若者たちがどうも「発信する事に疲れてきた」という兆候?を知る。いよいよか・・・と思いついたのはまさに「ぞろ目の日」に確信出来ました。そうそう、中学生の時、帰りのバズの中でマクルーハンを読みながら、変に、少しドキドキしたことがありました。もしかしたら・・・聞く事に歓喜する、そしてひょっとしたら、新しいコミュニケーション世界が広がるんじゃないととも思いました。

ふっと・・・電車の車内で。座っている私の前に一人の女性が立って、何と単行本を読み始めているではないですか!そして斜め前に座った男性が単行本を広げているのを見ました。私は一瞬何かの幻か?錯覚か?と思った程です。

待ちましょう。じきに、また世界が動き出して、時代がまた違った時間軸に入っていくのかもね!と妙に嬉しくなってしまいました。

さあて!

今日は令和5年5月5日。端午の節句。柏餅を買って帰ります。

ととのう

2023 年 4 月 26 日 水曜日

ととのうという素敵な言葉がある。この言葉を聞くと、何ともシャンとするのだ。準備がととのう、縁談がととのう・・・使い方はまたまだあるが・・・

最近、人気のサウナも心身がととのうらしい。あの暑さで汗をかき、交感神経が優位になり、その後、水風呂で副交感神経で血中にアドレナリンがあり、それでほっと一息ついて、ととのうとか。ただ入りすぎはまずい、あくまでも適度にということだ。

心身がととのうととにかく、いろんな事象が楽しく、ワクワクしてくるものだ。決して贅沢な事をしなくてもぐっすり眠れて旬の味覚を味わい、友たちと語って笑って、そんな日常が幸せなんだろうと思っている。

2023年春を堪能

2023 年 2 月 5 日 日曜日

伊勢会の新年会に参加する。会場は日本橋にある「水戯庵」。近くの福徳神社に参拝し・・・会場で、久しぶりに友人たちと会う。

チタニウムベッセル奏者・伊藤麻莉さんによる厳かな演奏に包まれながら、いよいよ2023年が始まったのだな・・・と思う。

津軽三味線の世界チャンピオンでもある山中信人さんの演奏、そして金春流シテ方能楽師・山井綱雄さんの能を鑑賞。坂東志賀次さんの舞を見る。

コロナ禍の約3年間か、遠くに行ってしまったように離れていた時間が少しずつ戻ってきている。

友と語らい、そして「雨水の頃 東風解凍」と節気を基本に考えられたお料理を堪能する。いよいよか、2023年春の幕開けである。

あああ・・・多分出来ないかも

2023 年 2 月 1 日 水曜日

ちょっとまわりでファスティングといったものをしている人が多い。断食のようで断食ではない・・・ような。

ある人は1日1食主義者で、朝食と昼食は摂らないという。「朝食抜くとアタマすっきりして仕事がはかどりますよ、昼食も無しだと眠くならないで最高」という。

そのコメント見ているだけでなんか・・・変な気持ちになってしまった。旬の野菜をたっぷりつかった味噌汁のうまさは朝食には必須だろうと思ったし、じっくり煮込んだシチューにはパリパリのフランスパンとワインがうまいぞっと‼なんてどんどん浮かんでしまう。まあ、自分ももっとシビアにカロリー制限をした方が良いかと思うのだが、ウナギシラスの養殖に成功‼なんて記事を読むと「いいぞ!いいぞ!」と香ばしい香りに満ちた鰻重がアタマに浮かんで、応援してしまう。

こんな寒い日は牡蠣や白子の鍋でキリッとした日本酒が美味いし・・・私は出来そうもないな・・・

2022年 年末長蛇の列

2022 年 12 月 29 日 木曜日

街にくり出すととんでもない光景が‼ どちらかというと並ぶのが不得手な自分。繰り広げられている長蛇の列。

ドーナッツ店  凄い企画のドーナッツが出たの?やはり殆どが若い女性だな

つけ麺店 きっとおいしいのでしょうが・・・寒いよ・・・

おむすび屋さん 「えええ?」「どこまで続いているの?」 以前テレビで米粒の数がどれも同じと言っていた・・・美味しければいいよと思うけど。きっとおいしいのでしょう。

ゆであずき

2022 年 12 月 8 日 木曜日

昔々のことだが・・・ちょっとスピリチュアルな方とおつきあいがあったことがある。今では連絡先も分からなくなってしまっているのだが・・・

ある時、その方を訪ねた日。とても疲れていた。彼女は「本当に疲れちゃったわ」と言って苦笑した。私が言いたいというか、相談したい事も既に分かっていたのだろう。それに彼女を疲れさせた話に比べれば「え?」と言えるほど大した相談でもない事と分かっていると察した。

「家族総出できてね・・・おじいちゃんの亡くなる時を教えてほしい」と言ったとか。費用はいくらでも・・・というからいわゆるお金持ちさんなんでしょうね。

「それで教えたの?」と私は聞いたが、彼女は首をふって「教えるわけないでしょ!だれがいうもんですか」と少し怒ったふうだった。「身分相応の暮らしが出来ればいいのよ、私は」と付け加えた。決して派手ではない彼女のつつまし生活ぶりを私は知っていたが。

「あああ~こんな時ってね、茹でた小豆を食べると元気になっちゃうの」と彼女に笑みがうかんだ。ゆであずき・・・ゆてあずき・・・それから私の頭の中には呪文のように「ゆであずき」が棲みついてしまったのである。

最近は大した話がきているわけではないが、どとどーっと疲れた時に、確かにこのや「ゆであずき」が効くのだ!回復していくのが分かるのだ!「ああ。これね」と思うと自然と笑顔になっていく。

野菜見て・・・考えてみる

2022 年 10 月 16 日 日曜日

別に悪いというのではなく、ついこの間までは私も「そうそう!」と思っていた。忙しい忙しいと連呼したおとに「ふつう、野菜って摂れないじゃない」という言葉。しかし、ちょっと時間に余裕ができてスーパーなどを見ていると野菜の瑞々しさについ、これを作ってみようと料理が浮かんでくる。多分、少し涼しくなったからか?野菜を自分で育てるといったって本当に大変な事が分かる。それに最近の夏の暑さにはあのゴーヤさえ育ちにくくなっている。不思議な事に・・・

10月も半ばを過ぎて、もういろんかな情報はクリスマス通り越してお正月になっている。こんなに・・・なんというか・・・ぬくぬくした状態の日本での生活わしていると真剣にものを考える事をしないとアタマの中が弛んでくる。ー野菜を見るだけでも違う。「摂れないじゃない」と言っていないで、どんどんアタマ使って野菜から。炒める、煮る、蒸す・・・いろいろしてみよう。

とくに現在のサツマイモは素晴らしい!戦争中に育った方々のインタビューでは「もう二度と食べたくない」というイモ嫌いな事を聞く。灰色で筋っぽくて、見たくもない!という方が多い。多分・・・当時のサツマイモと今のものとは雲泥の差もいいところなのだと思う。ふかしても焼いても美味しいサツマイモ。

17年間

2022 年 7 月 30 日 土曜日

先般、仕事で世話になっているデザイナーが「豊島園」駅近くに越したのでその祝いも兼ねて出かけた。

「吉田さんの言っていた〝萬月〟というお蕎麦屋さん、ありますよ~」と言ったので「じゃあ、そこへ」と。

懐かしい・・・街並みはだいぶ変わっていたけれどいろんな記憶を手繰り寄せてみる。

古代食研究家の永山久夫さんの書籍の事で一時通っていたことがあった。その時に息子さんが蕎麦屋さんを開いたと聞き、すぐ行ったかと思う。

一雨あって、帰る頃に、開店したあの日から17年経ったと聞いた。そして「このコロナ禍は本当に大変です」とも聞いた。

このコロナの3年間・・・いや、いつまで続くのか?このコロナ時代は本当に全ての人々が!全ての事が!アンラッキーなのである。

蒸し暑さの中、駅まで過ぎた時間とこれからの時間のはざまを「こんな気持ちで歩いているんだ」と妙に噛みしめてしまった。

あっ・・・

まだ各駅停車がホームで待っていてくれた。

値上がり!

2022 年 7 月 21 日 木曜日

電気代だガス代だといわゆる光熱費。請求金額を見て、「ええーっ?」と腰抜けそうになったのは数か月前か?それから世の中、節約術だとかもろもろの企画が始まっている。レギュラーで依頼しているコーヒー豆。この金額を見て、やはり腰抜けた!とんでもない値上がりだ。ふっと「嗜好品」という言葉がアタマの中をグルグル回る。そう!嗜好品は無くても生きていけるんだよ~そんな声も自分の中にこだまする。当たり前のように嗜好品にすがっている日常生活はやはり変化しているのだ。円高差益還元セールなんて籏がひらひら舞っていた時代を超えて、とんでもない昔々の記憶に吸い込まれていく。「舶来品」という言葉で親たち超特別扱いしていた時代だってあった。その時代には「到来物」もあったなと・・・ふっと思い出す。