まだぴんときていない友の死。
目を瞑れば、いろいろなシーンを思い出す。
人はいつまでも愉しく一緒に呑めて語れる・・・ということはないと分かっている。
日々の喜怒哀楽を横目で見ながら・・・
時間たちがひそひそと何かを言いながら過ぎ去っていく。
エンディングノートに書かれていた友の唯一の希望。
「葉山沖に散骨してほしい」
2015年10月31日。
友は一つの光になった。
まだぴんときていない友の死。
目を瞑れば、いろいろなシーンを思い出す。
人はいつまでも愉しく一緒に呑めて語れる・・・ということはないと分かっている。
日々の喜怒哀楽を横目で見ながら・・・
時間たちがひそひそと何かを言いながら過ぎ去っていく。
エンディングノートに書かれていた友の唯一の希望。
「葉山沖に散骨してほしい」
2015年10月31日。
友は一つの光になった。
2015年の3月13日に第一回の「文京映画祭」を開催する予定で今、目の回る様な、いろいろんなことが進んでいる。
夜遅くまで文京シビックでスタッフと話しているうちに、何故か、昔住んでいた家の跡とか坂道を歩きたくなった。
私は幼稚園の年長組の時に麹町から越して文京区に住んだ。当時、住所は「富坂」という場所であった。家の跡には大きなマンションが建っている。
街の様子はすっかり変わっているというのに、頭の中にある記憶は実に鮮明である。ただ、小さい頃はとても急に感じた坂道がなだらか・・・この感覚はなんだ?と不思議に思う。
近所に住んでいた人々は一体、今、どこで何をしているのだろう?とふっと思う。
そして、子ども心に何とも魅惑的だった洋食屋の入ったビルは、今年中には地下2階22階建て?の高層ビルに建てなおされるらしい。その洋食屋に入り、ハイボールを飲みながら、小学生の頃をつらつらと思い出してみる。ただただ懐かしさが心の奥からにじみ出てきた。どうしようもない懐かしさ。
東京モーターショー(日本自動車工業会主催)が10月29日に東京ビッグサイトで開幕される。44回目ということで、時代の流れを感じる。11か国からの参加。しかし、ニュースを見るだけでも燃料電池車、電気自動車と、何とも技術の素晴らしさ!自動運転など、ずっと「未来の夢」だったことも可能になるのかと思うと本当にわくわくする。自動車庫入れの様子など、運転免許をとるときの、あの難解さ思い出すと、ただただ、すごいな・・・と。
昔、ある程度トシをとっていくと、それは「大人」になる事であり、それは全て波風もない「時」なのかと思っていた。
しかし、人は決して「大人」になりきることなどないんだなぁ~と最近は強く感じている。長いものにまかれっぱなし・・・というのも良いのかもしれない。快適に生きている姿にも見えてくる。
まあ、「あいつは腹黒い」「腹に一物あるんだ」「腹くくれよ」とかいろいろいろ。それに「口に蜜あり腹に剣あり」「腹も身の内」・・・・・まあ、「腹」にはいろいろなものが詰まっているのだろう。まあ、しかたない。腹が減っては戦ができぬである。
減った腹がおさまれば、読書がいい。曾野綾子さんの『人は怖くて嘘をつく』を読む。
最近の日本語の乱れというか・・・時々気になって眠れない時がある。未来の日本人の言葉ってどうなっているのだろう?と。
さて、佐賀県鳥栖市の市内全ての小中学校の授業に全国でも珍しい「日本語」を新教科として取り入れたという。「国語」とは別に「日本語」という授業があるということで、素晴らしいなあと思った。
地域色を前面に出した教科書を独自に作成しているようで、まだ現物はみていないのですが、日本人としての“教養”を是非とも、全国で徹底してほしい。
アイドルタレントでもないのに、一日中、分刻みで移動している“日”というものがある。スケジュール表には書ききれなくなっている。昼過ぎにタクシーに乗り込む。ふっと溜息をついてしまうと運転手の方が「忙しいですか?」と聞いてきた。「はあ」と言うと「道路も混んでますよ」と。たいがいの会社の給料日が今月は日曜日。銀行の込み具合が大変だったのはそうか・・・と思い。へとへとになって、気が付くともうすぐ2015年10月23日が過ぎようとしている。疲れ切ってしまった。この日の後半は、何か機嫌が悪くなってくる。こどもじゃないんでからね~と思っていても、つい、余計なひと言をいってしまう。なおしましょ、悪い癖は。そしてとにかく休むことしかないな。失ってしまったあとは何もかもない。
言わなくても心の中にしまってしまうことが多い。
しゃべらなければ何事も起らなかった筈。
しゃべった時に何かが化学変化を起こす。
それをするのか、しないのか?
それが人生。
只今、上映中のオリジナル劇場用アニメーション「心が叫びたがっているんだ」。人気アニメ「あの花」こと「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」同様の埼玉県秩父市を舞台とした青春群像劇。おしゃべりを封印されてしまった少女・成瀬順をはじめとして心の傷や葛藤が描かれている。
多分・・・主人公たちと同世代で見るのとまた違った切なさが胸をよぎって行く。不思議な切なさだ。痛いほどの切なさ。
しかし、成瀬順の母親役を俳優の吉田羊がふきかえをしているが、実にいい「声」である。この人はすごい!