2023年12月31日。
掃除も終わり、正月料理も完成。
何となく・・・ああ、今年もお疲れ様でした。
貪るように本を読みたい!
少し、いろんな雑事は忘れて・・・読むぞ。
よい年のなる事を祈念して、年越そばを食べる。
2023年12月31日。
掃除も終わり、正月料理も完成。
何となく・・・ああ、今年もお疲れ様でした。
貪るように本を読みたい!
少し、いろんな雑事は忘れて・・・読むぞ。
よい年のなる事を祈念して、年越そばを食べる。
年末の間隙ぬって映画鑑賞した。「ベルリン・天使の詩」などで知られるドイツの名匠ビム・ベンダースが、役所広司を主演に迎えた作品「パーフェクト・デイズ」。2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されて何と役所広司が日本人俳優としては「誰も知らない」の柳楽優弥以来19年ぶり2人目となる男優賞を受賞した作品である。
舞台は渋谷のトイレ。清掃員として仕事する毎日毎日の繰り返し。途中で、何日目だったか?と錯覚する。しかし主人公の平山はトイレの清掃員としてただ黙々と働く。淡々と流れていく日々が続く。
仕事に出かける朝に必ず飲む自販機の缶コーヒー。昔から好きで聴き続けているカセットテープをかける。車内に流れる音楽。時々古本屋で買う文庫。下町の風呂屋、居酒屋で頼むいつものメニュー。木が好きな平山は、小さなフィルムカメラを持ち歩き、仕事の合間に訪れる神社か?樹々の写真を撮る。淡々と時間が流れ・・・そんなある日、思いがけない再会を果たす。平山のミステリアスな過去。そこに少しずつ光が当たっていく。
映画の最後は平山の人生を表現していく役所広司の顔のみ・・・秀逸としか言いようがない。この役者だからこそ成立したとしか言えないひとつの作品である。
気つがつけば・・・2023年12月の何と4週目になっている。すごいな・・・とつくづく思う。
今年を振り返ると・・・2月~3月の驚異的な煩雑と忙殺ぶり。自分を見失いがちになるくらい忙しかった。心臓は大丈夫か?というほど忙しかった。アタマでは只管、冷静になれ!冷静になれ!と繰り返して、梅雨時期から真夏を駆け抜けた!
今、12月に思うのは「おいおい、できたじゃないか!」と言う事。胃痛には悩んでも、忙殺を過ぎれば元気に生きているじゃないか!という事。
昨夜のある方の電話・・・何故?こんなに疲れるのか?と思ったら・・・その方は「過去」の話ばかりだったという事、指針になるような事であれば良いが、単なる過去への執着だけはまずい。どんな人も1年経てば1歳としをとる。としとればどこかが痛む事だってある。私だって、リレーでいつもアンカーを走っていたなんて考えられない。青春時代とは違うのだ!肉体も心も・・・多分。とにかくね!とにかく‼明るく進む事が一番だ。前進しよう。
直ぐ飲める水があり、贅沢でなくても美味しい食事が作れて、好きな本が読めるというだけで。
何事にも感謝しよう。
日本時間の12月10日、エンゼルスから大谷翔平がドジャース契約合意。ニュースでは史上最高額の10年総額7億ドル(約1015億円)の事、「オプトアウト(契約破棄)条項は含まれていない」と報じたほか、複数メディアがストレートの10年契約と報じている。
オプトアウトの事はよく知らなかった。自身のコンディションや環境の変化などで選手自ら契約を破棄できる権利らしい。大谷翔平はその10年の契約にそれを含めなかったとか。ドジャースで野球人生を終える?と飛び交う。
しかし!大谷さんの凄さって普通の人間には分からないのだと思う、「野球界」というひとつの「世界」。ここへの普通の人間には出来ない覚悟があると感じた。もう巷のワイワイは聞きたくない!それほどの強い覚悟を感じた。
記憶を辿れば・・・2019年が最後でした。その年末から2020年にかけてコロナというウイルスが猛威をふるい、世界中を混乱の渦に巻いたのです。
神楽坂女声合唱団のチャリティーディナーショーは2000年の設立時から毎年毎年、当たり前の様に開催して、チャリティー活動してきましたが、2020年、2021問、2022年とその開催は出来なくなっていました。不思議なものです、相手は未知のウイルスだから、どうなるか?全く見えず、不安な時を重ねてきました。
2023年12月8日(金)水天宮のロイヤルパークホテルで久しぶりの開催です。4年ぶりの時間が巻き戻されました。400人近いお客様で会場は埋め尽くされました。歓声と拍手、そして笑顔!
皆様!どうも有難うございました‼
ニクソンとフォードの政権で国務長官などを務め、アメリカと中国の国交正常化に大きな役割を果たしたヘンリー・キッシンジャーの訃報。享年100とは!本当に100年間で激動を見て来たのかと。先般、確か104歳か?107歳か?現役の床屋さんが取り上げられていたが、果たして自分の生涯って一体?と最近は強く思う。何か大切であり何を大事にしないとならないか?って事。本当に考えてこなかったな(笑)と!キッシンジャーさんの生き様をもう一度調べてみる事もいいかも知りれないな。しかし100歳!
ドラマ「ふぞろいの林檎たち」「岸辺のアルバム」などで知られる脚本家の山田太一さんが亡くなったというニュースを見る。民家が流された多摩川の増水を題材に中流家族の崩壊を描いた「岸辺のアルバム」や当時の学生らの青春群像劇「ふぞろいの林檎たち」シリーズ。その時代に青春時代を過ごした人々にとっては感慨深いことだろう。
とくに私が心にギシッと残っているのは、「異人たちとの夏」である。何とも本当に言い表せない感想が頭の中をめぐって、めぐって・・・何度見たか分からない作品であった。
素晴らしい作品を有難うございました‼
そしてやすらかに・・・