4月1日に緊急事態宣言、都市封鎖というメールが流れたらしい。
「デマですよ」と言ったが、皆、不可思議な表情。
本当らしい情報が流れるから、まずは常に、ひと呼吸して考えることをしよう。
陰陽五行学の伊勢瑞祥先生が昔々のメモを見つけたそうで、それは元東大医学部教授の川村浩博士の「脳のなかの時計」の中にあった「病気の発病にはタイミングがある」ということで列挙されていた。ひとつひとつ丁寧に読んでみた。
ご参考までに・・・
1・アレルギー性皮膚炎は夜起こりやすい。午後7時頃から11時までがピーク。
2・アトピー性皮膚炎のかゆみのピークは夜8時頃である。
3・脳梗塞、心筋梗塞、原因不明の突然死は深夜か早朝に起こりやすい。
4・一般的に人の死亡時刻は午前4時頃が多い。
5・頭痛は朝6時から7時にはじまる。午前0時が最も少ない。
6・虫歯の痛みは、午前1時から4時がピーク。
7・消化性の胃潰瘍は夜起こる。
8・扁桃腺炎の発熱は午前8時にはじまる。
9・体内時計は大脳の視床下部の「視交叉上核」という島の部分であり、これが体内リズムの源である。これは遺伝子の働きによってリズムが形成されている。
不要不急の外出は控えねばならない・・・。分かっているが、買い物の帰り、こっそーり、しずかーに某公園へ行く。まだ満開ではない桜を見上げた。蕾が可愛い。未来を感じる。ベンチに腰掛ける。足元にひらりひらりと気の早い花びらたちが舞ってくる。
「花見の気分にもなりません」・・・
知人からの呟きにも似たタイトルでメールがきた。
最高の大吟醸がある!という流れには少しばかりの元気も見えた。
しかし、彼の少しばかりの元気にも、気の置けない仲間たちのワイワイ感は、一歩も入ってはいけない・・・そんな感じである。
先が見えないな、今は・・・
5月からのイベントなどの開催についてどうするかなど、本当に心悩む時間が続く。半年というより2020年から1年後のことまで検討が続いている。
今、開催、実施して「もし・・・」があればで悩む。
開催しても中止してもいずれにしてもリスクがあり、人々はなかなか「結論」を出せずにいる状態が延々と続いている。
ああ!一呼吸、深呼吸して整えてから・・・か。
人生には「5計」があるという。
「生計」(いかに生きるべきか)
「身計」(この身をいかに役立てるか)
「家計」(いかに家を治めるか)
「老計」(いかに老いるか)
「死計」(いかに死すべきか)
そうか・・・生きていればこその5計である。
今、自分の肺で呼吸が出来ているという「当たり前」のことに感謝!
。
いつもは気が付かなかったところで美しい桜を発見!
感動するほどにきれい。
散歩程度ならOKとはいうけれど・・・
毎年、当たり前のように「お花見」をみんなで楽しんだ。
本当に「突然」という事態ってあるのだな・・・と思う日々。
コロナウイルスの終息って?
いつ?
神様だけが知っている?
子どもも大人も疲労を感じているけれど
もう少し辛抱!辛抱!
2020年3月21日に宮城まり子さんが亡くなった。社会福祉の事業家として「ねむの木学園」づくりに邁進してきた。そして公私とも一途だった。一人の作家を生涯、愛し続けた。
「第三の新人」として注目された作家・吉行淳之介さんと知り合った1950年代。文学少女だった宮城まり子さんは彼の作品を読んでいた。知り合い、そして運命というのだろうか?「生まれて初めて好きになった人に奥さんがいた」という言葉はいろいろ考えさせられる。
最近、ワイドショーをにぎわせている不倫問題。先般、記者会見をした俳優は女房と愛人それぞれに気遣い、言葉を選んでいた。しかし、「どっちが好きか?」と訊いた記者の質問もあまりにも直接的であったが・・・世の男と女の反応がこれほどまでに違うというのに、やはり男女とは別の生き物なのだなと思った。
今日日、「一途」という言葉は死語なのかもしれないなと思う。確か・・・吉村淳之介の奥さんは最後まで籍を抜かなかったと記憶している。そして葬式をだしたのは確か宮城まり子ではなかったか?
身がちぎれるほどに悩み苦しんで、別離を覚悟に渡米したものの、実弟の事故死に嘆き苦しんだ宮城まり子さん。その時に吉村淳之介の「帰っておいで」という一言はその一途な恋を命にしてしまったのだろうと思える。
安らかに・・・
やはり風が!春の色。
世界でどんな事が起こっても
人々がどんな気持ちでいても
風は季節を運んでくる。