敢えて・・・電子メールとか画像もヒャッとパソコンで送れる生活にどっぷりしているのですが、「としまの記憶」をつなぐ会の会員の皆様は殆どがパソコンをおつかいのはならないご高齢の方が多い。「ではファックスは?」と聞くと、たいがいが「壊れているんでねぇ」とくる。ということで連絡の手段としては便箋、封筒、返信封筒・・・といった類を駆使している日々である。「はあ、そうですか」と、いとも冷静に仰る方は多分、このあたりの事情をよく実感していない方々でしょうと。便箋を前に、所謂。手紙が書ける人つて最近はかなり希少価値だと思いますよ。もう特別記念物に近いかも知れない。
ラインってそもそも、意外や、女子高生あたりにうけ、その母親とのやり取りに使われたのが最初の頃の事象。男性、男子は固唾を・・・。「よし!」というまでには時間がかかったもの。今では当たり前の世界でも、どうも女という性は保守的というより、挑戦力があるように思える。
「吉田さん~」と直接、携帯電話をかけてこられるのもたいがいが高齢者の中でも女性である。相手がどこでなにしてようと構わず、「吉田さん~」はかなり多い。しかしもこれは連絡手段には甚だ遠く、結局は便箋に手紙を書いて、ものを頼む場合は返信封筒を入れて・・・ということになる。
そして、メールでも、ショートメールの場合は文字数が限られているので、何度も何度も笑い出しそうなほどにメールが飛び込んでくる。
いやはや!なのである。言いたいこと端的にまとめ、分かりやすい文章がほしい。ただ、それだけである。