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冥福 | ichikoTV ichikoTV

冥福

月日とは残酷にそして実に冷静に去っていくものだ。

8月近くなると思い出す。1985年の日航ジャンボ機墜落事故から30年もの月日が経つのだ。

事故の4カ月後に遺族の方々が発足させた「8・12連絡会」が、遺族の手記をまとめた文集「茜雲」(本の泉社)を出版した。悲しみ、空の安全への願い…何よりも失った家族への強い想いが綴られている。一文字一文字に強い気持ちがこめられている。

そう、あの日・・・新聞社の社内での緊張した時間が静かに過ぎた。その緊張の空気に走ったなんと表現の出来ない騒がしさ。今も思い出すと身体が震える。忘れてはいけない日。

確か、当時、社内らき「なるほど・ザ・クーポン」といかいうマシンが運び込まれていて、・・・今ではその仕組みは実にたどたどしい様子ではあるが、そこに速報を流すことをした。事故の様子を次々と流していく。緊張で身体が強張っていた時間だけが流れた。

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