昨日、某記者会見からの帰り道で、友人から携帯に電話がかかる。
「今、大丈夫?」
「うん、外だけど・・・いいよ」と返す。
共通の友人が経営するBARが8月をもって閉めることにしたという。
「まだメール読んでないよね?」と彼女は不安そうに訊く。
言葉に詰まるということはこういうことかと思う。
こんな状況にあって自分にできる事は心配だけだ。
3月になって見えない敵がかなりの力を持っていることを察知した。
しかしそれからは流れるように心配の連鎖である。
一か月の一回。私たちは仕事の話は無しで集まっていた。いわば気の置けない仲間たちの「居場所」だ。仕事の話でなければ「無駄」と感じる人はだんだんと去るものだ。要は・・・話が面白くなければそれで終わり?そんなものだ。世の中での「肩書」とかプライドとか・・・そして美貌とか(笑)つまるところ、なーにも関係なくいられる場所。勿論、宗教問題や政治の話もOKの場。
パソコンを立ち上げ、メールを確認する。
残念な・・・
おいおい、そんな件名では書き表せないだろうに?
彼女なりのこの半年間での決断だったのだろう。
この場所に移ってから15年という。
15年か・・・
短いようで長いね、長いようで短いね。。
そうそう!オーブンの時、あの店の奥にあるジュークボックスと出会うまでの物語があった!
もう一度聞いておかないとならない。