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‘ch06.音楽’ カテゴリーのアーカイブ

2023年春を堪能

2023 年 2 月 5 日 日曜日

伊勢会の新年会に参加する。会場は日本橋にある「水戯庵」。近くの福徳神社に参拝し・・・会場で、久しぶりに友人たちと会う。

チタニウムベッセル奏者・伊藤麻莉さんによる厳かな演奏に包まれながら、いよいよ2023年が始まったのだな・・・と思う。

津軽三味線の世界チャンピオンでもある山中信人さんの演奏、そして金春流シテ方能楽師・山井綱雄さんの能を鑑賞。坂東志賀次さんの舞を見る。

コロナ禍の約3年間か、遠くに行ってしまったように離れていた時間が少しずつ戻ってきている。

友と語らい、そして「雨水の頃 東風解凍」と節気を基本に考えられたお料理を堪能する。いよいよか、2023年春の幕開けである。

嗚呼!高橋幸宏さん逝去

2023 年 1 月 16 日 月曜日

ニュースでミュージシャンの高橋幸宏さんが今月の11日に誤嚥性誤えん性肺炎のため亡くなったことを知り、可成りショック。享年70歳とは!

コンピューターやシンセサイザーなどの当時は驚くほどの最新の電子楽器を使った斬新な音楽性で“テクノポップという新しい音楽のジャンルを築いたYМО。登場した時4の衝撃も甦る。高橋さんはドラマーとして活躍。あの「ライディーン」の作曲者だ。正確に刻むリズム。何ともファッショナブルなミュージシャンであったと思う。1983年の解散‼だってショックだったのに・・・と。

どうぞ安らかに・・・あの斬新さは永遠です!

チャリティコンサート無事終了しました

2022 年 10 月 12 日 水曜日

2022年10月12日、ウクライナチャリティコンサートが無事終了しました。会場は初台の東京オペラシティコンサートホール。神楽坂女声合唱団としてほぼ3年ぶりのコンサートでした。コロナ禍というのは本当にいろんな部分を消し去ってしまうと思ったが・・・実はそうではなく物事や人物の深い部分を呈してくれることが分かった。変に回りくどい言い方だが、何ともそれまでは気づかないところまで気づけるということか。

満席の会場を見た時はさすがに感動。一時はリモートによるコーラスレッスンもあったが、ゆやはりレッスンはね・・・(笑)そんなこんなで到達したコンサート。リハーサルから含めて結構疲労したのはやはりトシのせいかも知れないな。

終わって、撮影が終了。楽屋口に数人が待っていらした。その中に朗読仲間のМさんが花束を抱えて待っていらした。来てくださるだけで嬉しかったのに・・・予想していなかったので「あ!」と思わずとぴついてしまった。「良かったわよ」とМさんがいう。その言葉にふっと包まれた。有難う!皆様!

神楽坂女声合唱団 いよいよ10月12日に「チャリテイーコンサート」

2022 年 8 月 13 日 土曜日

思い出せば・・・

2019年後半に「なんか豪華客船でウイルスみたいなものが発生しているようだ?・・・と言われていたが、そんな中でも恒例のチャリティディナーショーを開催した。

しかし、2020年3月頃から、どうもこのウイルスは異常事態だ!と思われ、その後、合唱団としての活動もいわば「断たれた」状態となった。あのどうしようもない!感はコトバで表現できない。

今の時代だから実施した「リモートでレッスン」それに加えて、演奏入りのCDでレッスン・・・いろいろ工夫して、チャレンジしたものの、合唱とはやはりそれぞれのパートがそれぞれに声を出して、ひとつのハーモニーに育てていくものだということがみにしみる。無理ですよ・・・と分かる。

今年、3年ほどのコロナ禍の中、いろいろな事が懸念され、中止され続けたがそんな中でも、なんとしても!世界の平和をという気持ちの高まりが団員の中から生まれて、チャリテイーコンサートを開催する運びとなった。。

「まだまだ練習不足ではないか」など意見も多い。当たり前すぎる。

紆余曲折ある。意見だって分かれる。だが、時は今!10月に向かって心をひとつにして頑張っていこうと進めた。団員は歌のプロではない。会場はオペラシティコンサートホール。生の声がそのまま響く・・・のだ。練習に練習しかない!

●チケットは全席4000円(チャリティー)です。

https://myticketnavi.com/event/list

死んだ男の残したものは

2022 年 5 月 19 日 木曜日

なつの朗読会の一部でこの歌を歌う流れになっているのだが・・ ・作詞家と作曲家の名前を改めてみて驚いた。いやはや・・・凄い方々だった。倍賞千恵子さんのYouTubeで見て、聞いて、涙が流れる。

「死んだ男の残したものは」
  作詞:谷川俊太郎
  作曲:武満 徹

死んだ男の残したものは
ひとりの妻とひとりの子ども
他には何も残さなかった
墓石ひとつ残さなかった

死んだ女の残したものは
しおれた花とひとりの子ども
他には何も残さなかった
着もの一枚残さなかった

死んだ子どもの残したものは
ねじれた脚と乾いた涙
他には何も残さなかった
思い出ひとつ残さなかった

死んだ兵士の残したものは
こわれた銃とゆがんだ地球
他には何も残せなかった
平和ひとつ残せなかった

死んだかれらの残したものは
生きてるわたし生きてるあなた
他には誰も残っていない
他には誰も残っていない

死んだ歴史の残したものは
輝く今日とまた来るあした
他には何も残っていない
他には何も残っていない

昔、映画「ひまわり」をみた

2022 年 3 月 19 日 土曜日

随分、昔の話だ。学生時代、友達と映画館へ行き「「ひまわり」をみた。涙を流していた。何故か悲しいと言って共に涙を流していた。

30代になってから40代になってから・・・この映画を改めてみたのだが、心を揺さぶるものが学生時代とは全く異なって、それは自分でも驚くほどだったことを記憶している。

冷戦期にソビエト連邦で初めて撮影された西側諸国の映画「ひまわり」。第2次世界大戦下、ジョバンナ(ソフィア・ローレン)とアントニオ(マルチェロ・マストロヤンニ)は結婚するがその幸せもつかの間、アントニオはソ連戦線へ送られる。終戦後、戻らない夫の行方を追ってジョバンナはソ連へ向かう。漸く、夫の居所を探し当てるのだが、戦場で遭難した彼はソ連の娘に助けられて・・・

戦争によって、ひきさかれた夫婦の悲哀という、それだけのものでない事が判る。マルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレンという二人の名優。そしてヘンリー・マンシーニの音楽。あの映像と旋律。何よりもエンディングでの地平線にまで及ぶ画面一面のひまわり畑。このひまわり畑はソビエト連邦時代のウクライナの首都キエフから南へ500キロメートルほど行ったヘルソン州で撮影されたものである。

カセットテープ

2022 年 1 月 23 日 日曜日

納戸の整理をしていると完全に忘却していた頑丈なジュラルミン?ケースが長年の埃を被って現れた。一瞬、事態がのみこめないほど・・・いつの時代?という感じである。

おそるおそる開けてみると、なんと!カセットテープの山だ。カセットです!あららららら・・・暫し、言葉が出ない。ひとつひとつチェックしていくと「ああ!」とその時代が甦った。その時代のいわば「流行りの曲」。

そして、誰だろう?多分、作詞作曲して録音した曲を入れたものなのだろう・・・聞きたいと思うけれど、カセットテープを聞く機械そのものがない。そんな時代を過ぎて、今表出したカセットテープ。しかし、タイトルを見ても、文字を見ても誰が書いたのかも全く分からない。自分の文字でない事は確かである。「こんな事ってあるのか?」と久しぶりに困惑した。その困惑・・・妙にドキドキする。ちょっと工夫して聞いてみないと・・・

昼下がり・・・名曲の旅に

2021 年 11 月 16 日 火曜日

昨日の昼下がりは友人の企画した、映像とトークと演奏で綴る「晩秋のヨーロッパ名曲の旅」に出席した。会場は丸の内のるー「センチュリーコート丸の内」。明治生命館の地下にあるクラブレストランである。

明治生命館は、古典主義様式の最高傑作として高く評価され、1997年(平成9年)5月に昭和期の建造物としては初めて国の重要文化財に指定されている。

そう、晩秋の昼下がり。ワインとフレンチに舌鼓。名曲はウイーン、プラハ、ライブツイッヒ、ザルツブルグ・・・90分の生演奏の旅である。クライスラー、エルガー、メンデルスゾーン、バッハなど、なじみのある名曲が流れる。至福の時が流れた。

継続

2021 年 10 月 17 日 日曜日

10月13日に久しぶりに神楽坂女声合唱団のコーラスレッスンに出席した。もう600何日ぶりくらいだ。団員の一人が「楽譜はコビーしておくから」と言ってくれた。普通に進んでいれば楽譜の整理整頓などそれこそ当たり前にやっていたことだが、コロナが確実に日常生活に入り込み、ある「時」からこれまで必死に紡いていた事柄が何もかも崩壊した感覚を得た。無理に抵抗してもそれは無駄だと思った。そして、とびきりの才能があるわけでもなく、その中で、努力や練習もしない日々の中でどんな一歩があるのか?と思っていた。

久しぶり!とリハーサル室には団員の仲間がいた。どんな日々を過ごしていたかはわからなくても、打ち克っていたのだろう、明るく。そうでもなければ、いろんな一歩は踏み出せない。

全てが新しい楽譜。カツ代さんが作詞した「団歌」以外は全く初見だ。カラダ中の血が騒ぐ。続けていいのだね?と自分に問うてみた。

ふと10年後の未来

2021 年 9 月 22 日 水曜日

ふと10年後の世界を考えていた。

「進化するテクノロジー同士が融合する「コンバージェンス」により、テクノロジーは加速度的に進歩しているのだという。コンバージェンスは破壊的なイノベーションをもたらし、社会を大きく変えていく。たとえば、スマートフォンの登場はごく最近のことだが、私たちの生活を一変させてしまった。カメラや地図、電話、メモ帳、ゲーム機など、多くの機能が標準装備となり、多くのものが必要なくなってしまった。破壊的なイノベーションは市場そのものを破壊する影響力を持つ。今後も、私たちは次々とコンバージェンスから大きな影響を受け続けることになるだろう。」

こんな一節を読んだからか?

あるイベントの参加者募集方法で改めて「盲点」に気づかされた。「QRコードなんてできないよ!と叱られた。「FAXがないよっ」と叱られた。大半の人はインターネットで申し込みしてくださるが、対象の年代そのものの幅によってひらきがありすぎるのが現代。

実に混沌としている2021年・・・もしや、2020年の記憶かぶっ飛んでいるからか?

今後の10年後に対して、何故かワクワク感が生まれてこない。どうしたものだろう。遺すもの、見失ってはいけない・・・いろいろ考えればかんがえるほど・・・冷静にコツコツ進もう。

先ずは健康でボケないで生きていられれば!