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八代亜紀さんの歌よ 永遠に | ichikoTV ichikoTV

八代亜紀さんの歌よ 永遠に

演歌歌手の八代亜紀さんの訃報にせっした時、これもまた可成り驚いた。「舟唄」「雨の慕情」などのヒット曲で知られている歌手。何と昨年の12月30日に急速進行性間質性肺炎のため亡くなったという。享年73。若すぎるでしょ?と思った。熊本県八代の出身だ。

独特のハスキーボイス。小さい頃からそのハスキーな声だったらしい。苦節何年・・・という演歌歌手が多いが、中学を卒業してバスガイドをされ、親衛隊という同年齢の男子たちも多かったという。

熊本県の震災の時も即刻、見舞いにいかれてその土地の人々へ歌声を届けた。目鼻立ちのくっきりした美人で、こういう女性って誤解されやすい(思いこみか?)が、意外と正反対の性格だつたんじゃないかな。

彼女の歌はいつも待つ身の、か弱い女性の歌が多い中、「舟歌」はいきなり男性の視線からの歌だった。思い出す。新聞社時代の接待。何軒目かのカラオケでは必ずというほど「銀座の鯉の物語」から始まって「舟歌」だった。その歌で、大八代亜紀に女性ファンが増えたらしい。実のところ、私は「なみだ恋」からのファンでたいがいの歌は歌える(笑)苦節何年で着物姿が多い演歌歌手とは違い、やはりキャバレーで鍛えた華やかな独特の雰囲気を持っていた歌手である。

大切にしていた言葉は「ありがとう」とニュースが伝えている。駆け落ちして本当に仲が良かったという両親からの「1人では何もできない。支えてくれる周りの皆さまに感謝を」との教えを守り続けた。療養中も医療従事者やスタッフに常に「ありがとう」と感謝の言葉を伝えていたという。この「ありがとう」に対して「ありがとう」と言いたいのは私の方だな。

もっと長生きして、才能あふれる油絵も描き続けてほしかった。

人ってさ・・・嗚呼、生きてこそなんだな・・・とつくづく思う。

どうぞ安らかに。

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