ch11.経済 : 現金よ 動け! |
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大変失礼な言い方なのだが、どうしてゴールデンウイークのこの人人人・・・・どこからわいてでできたのか?と思うほどの人の量。道路は渋滞(・・・・ということは確実だから絶対に避ける)、電車もこんでいる。幼稚園や学校に行っている子供たち、会社に行っているお父さん、家庭で洗濯機回しているお母さんたち、そして、いつもはゆっくりしているおじいちゃん、おばあちゃんもここぞとばかりどっとくりだしたからか。外出先で、駅の中での動きもなんとなく違う。だーらだーら、ふーらふーら、せかせか、うろうろうろ、ガシッガシッ、ゴツンゴツン。少し、「人」にあたってしまった。なんだか食欲も落ちてしまった・・・・・
「1週間、自分へのご褒美で遊んできまーす」と成田空港で笑う若者たち。「好きなものを何でも食べて」と孫に大サービスするおじいちゃん、おばあちゃん。ディズニーランドの帰り、草臥れて眠り込んでいる子供たちとパパさんとママさん・・・・・
この人々の生活が今後も少しでも長く続くように、日本はどうあるべきなのだろうか?ふと、気になった。
金融機関に預け入れずに手元にため込んだ現金、所謂「タンス預金」が膨れ上がっているのだ。現在の紙幣流通残高なんと70兆円強。そのうち約20兆円がタンス預金といわれる。多分、想像も出来ない量だ。財務省で14億円位だつたか、現金の山をみたことがあるのが、私の頭の中では最高だから。
バブル崩壊以降のデフレや金融システム不安が原因でこの巨額マネーは生まれた。日銀がだした量的緩和解除後、預金金利はわずかながら上昇。この「タンスに眠る巨額マネー」は動くのか否か?且つ、早期利上げの模索中、預金金利は今後上昇も見こまれるだろう。株価は堅調に推移、地価も都市部を中心に底入れの兆しか。
現金よ動け。「先行きが不安だから・・・・」と言って金融資産を増やすのもいいが、うまく消費しようではないか。そのためにも、国民が感じうるひとつひとつの不安が払拭できる日本にならないと。
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