社会問題 : 驕り


   ある程度知名度のある、企業の「驕り」とは何だろう?と思うことがある。
パロマ工業製の湯沸かし器の損害賠償請求訴訟問題での記者会見を見た時、「何なんだ?」とその会見にのぞんだ役員の数に驚いた。そして、当初の社長の言い訳。家族経営だ云々、会社の問題はさておいて。
 
   1995年1月に北海道恵庭市の女性が一酸化炭素中毒で重症になった事故で、パロマから製品の修理などを請け負っていた元業者が、被告側弁護士に対する証言がこの度分かった。講習会で不正改造を教えられた記憶があるというものだが、これに対してパロマ側は「改造は絶対に行ってはならないと指導していた」と証言。元業者は、メーカーの指導なしに改造は出来ないとした上で講習会のことにおよんだ。

  人の記憶は時間が経つと薄れていくが、兎に角、家族の死因に対して「何故」という疑問を持つ遺族の方々に対しては「真実」を。「保身」「都合」だけ考えないで、正々堂々と解明してほしい。

 

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このページは、ichikoが2006年7月21日 23:37に書いたブログ記事です。

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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