ch10.生活 : 土用の丑の日には |
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今年は7月23日(日)と8月4日(金)と土用の丑の日が二回あるという。
土用の丑の日に鰻を食べるということを現代にまで続くこの習慣。一躍広めたことで有名な平賀源内はは、そもそもは高松藩の出身で、蘭学、本草学、発明、事業、戯曲など幅広い分野で才能を発揮した。兎に角多芸・多彩であったといわれている。歴史で習ったことを思い出す。鎖国の日本で、外国から持ち込まれた壊れたエレキテルを復元して、皆を大いに驚かせたことでも有名だ。こういう人を天才というのだろう。しかし、天才は人生も劇的だ。彼は誤って人を殺めて、獄中で非業の死を遂げる。
蒸し暑い時期。食が細くなる季節でもあり、「精をつけるぞ、鰻だ鰻だ」と有名行列店に並ぶこともいいけれど、こんなことを切欠にして源内のことや、彼の友人だった杉田玄白のことを本などで読んでみるのもいいかも知れないな。
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