ch10.生活 : 土用の丑の日には

 今年は7月23日(日)と8月4日(金)と土用の丑の日が二回あるという。 
土用の丑の日に鰻を食べるということを現代にまで続くこの習慣。一躍広めたことで有名な平賀源内はは、そもそもは高松藩の出身で、蘭学、本草学、発明、事業、戯曲など幅広い分野で才能を発揮した。兎に角多芸・多彩であったといわれている。歴史で習ったことを思い出す。鎖国の日本で、外国から持ち込まれた壊れたエレキテルを復元して、皆を大いに驚かせたことでも有名だ。こういう人を天才というのだろう。しかし、天才は人生も劇的だ。彼は誤って人を殺めて、獄中で非業の死を遂げる。
 

 蒸し暑い時期。食が細くなる季節でもあり、「精をつけるぞ、鰻だ鰻だ」と有名行列店に並ぶこともいいけれど、こんなことを切欠にして源内のことや、彼の友人だった杉田玄白のことを本などで読んでみるのもいいかも知れないな。

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このページは、ichikoが2006年8月 1日 21:39に書いたブログ記事です。

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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