社会問題 : 情報の波にのまれていく個人情報 |
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生活の中で「ネット」が当たり前のようになっている。既に私たちにとって「当たり前」のことだから。その利便さの裏側にある痛み、怖さ、危険をはらんでいることさえ忘れがちなのだ。
アメリカの娯楽・メディア大手タイム・ワーナーのネット部門AOLは国内の契約者のうち、65万8000人の情報検索目的で入力した単語がネット上から外部に流出したことを認めた。流出したのは今年5月まで3カ月間の検索履歴で、合計約2000万件。自分の名前や住所を入力して検索する人も多く、これら個人情報も流出した可能性があるらしい。
流出に気づいたのは発生してから約10日後のこと。削除した時には、時既に遅し。ネット上に出回っていたという。発覚してから被害者に謝罪しても、出回った情報は消えない。
何万人、何十万人と口では言っても、その数を概念でしか捉えられない現代人の「怖さ」でもある。
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