ichiko : 夢の実現へ 心相とは「想う」こと |
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じりじりと暑い日だった。照りつける太陽。蝉時雨。久しぶり心相科学研究家の宮城悟先生の永田町の事務所を訪ねた。
2004年に二十数年勤務していた新聞社を退職し、独立した時、ある方のご紹介を受けて、師匠である宮城先生にどうしても会いたくて、目白で初めてお目にかかった。ご紹介をしていただいた方が学んでいるという「心相学」というものに興味があったのだが、まだ、当時の私にとっては単なる数字のゲーム感覚のものにしか思えなかった。はっきり言って、気に留めていなかった。
それから数年が経ち、先日のこと。
「そうそうあの時は、吉田さんの運気がこうね・・・・」と下がっていたことをラインで示してくれた。
「これから、いろいろ大変だなあって思っていたんですよ」と言い、今だからいいでしょうという感じに軽く笑った。確かに、サラリーマンを数十年もしていて、独立してみることは想像以上のものがある。しかし、あの時のかたい決心と向こう見ずに近い勢いがなければ、ある意味の微温湯にずっと浸かっていただろう。
宮城先生の心相科学での運気は善し悪しでない。下りと上りの波形を書いて説明するのは、あくまでも便宜上のこと。この下りの現象の時は、この運気の活かし方で決まるというもの。というのは活かし方を間違った卑近な事例がライブドアや楽天。つまり、運気の活かし方が解らないで苦しんだ経営者ということだ。下降に入ったというのに、逮捕前に6千9百億円もあった資産が、逮捕後に一瞬のうちに9百億円に目減りしてしまった堀江さん。三木谷氏は昨年TBCを買収しようとして仕掛け、そのために数百億円もの多額のお金をつぎ込んだが、その仕掛けは空回り。解決できないままになっている。また、王子製紙が北越製紙にTOBをかけたが、苦戦をしいられているなど。この下りの運気をどう活かすかを知ることが大切なテーマとなる。
「今年後半・・・来年から吉田さんはなかなかいいよ」
「来年からは?」
「うん、上昇。こうした時期は一緒に上昇している人間と付き合うべきだよ。自然と集まってくるものだよ」
-「確信」を持つことの重要性!私たちの人生で最も重要な言葉が「想う」ということです。こうしたい、こうなりたい、という想いが未来の人生を切り拓くものと宮城先生のプログに書いてある。「想う」ということは、「信ずる」「確信を持つ」ということだという。「心相」とは、「想う」という漢字を前後にした造語・・・・これも初めて知った。毎日毎日、脂汗が滲み、胃も痛む毎日だが、心に余裕が出てきたのかも知れない。
私の心相の数字は「191」。久しぶりにお目にかかった時も咄嗟に先生は覚えていてくださっていた。この数字の秘密がまた面白いのだ。実に・・・凄い世界。家族の繋がり、仕事での繋がり・・・エトセトラ。「何故?」という全てを解明してくれる。宮城先生の話を聞いていると、いつの間にか宇宙の想像も出来ないほどの世界に放り出された感覚になる。
国際心相科学協会の設立目的は、「想い」のしくみを科学的に解き明かし、それを毎日のビジネスや生活の役立てていくということです。数字がテーマではなく「想い」をどのように実践に移すかがテーマ。今の自分に与えられている運気をどう生かしていくか?これが大きなテーマなのだ。
今は、何よりも「想う」ことの大切さを確信している。
陳腐な言い方だが、まさに産みの苦しみで発行している生活情報紙。創刊の時から、日刊紙に織り込めればどんなにいいだろう!とずっと「想って」きた。また、生協など、大学に配布したいと「想って」きた。想い続けてきた。本当に毎日毎日想い続けてきた。
それが、なんということだろう。9月号から一部エリアからのスタートであるが、日本経済新聞に折り込まれることになった。自ずと部数もグンと増えることとなる。
そして、また進行過程だが、作家の唐沢明さんによる各大学の学食レポートを掲載していく予定でいる。あと、夢はまだ一杯ある。広がっていく。兎に角「想う」こと。そして、行動することだ。頭で考えていては何も始まらず、何も生まれないのだ。さあ、躊躇ってばかりではいけない。進め!
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