ichiko : 騒然の中の慰霊 |
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現実を生きている・・・・夕方になってぐったりと疲労困憊している自分に気づく。朝から、ずっと根気のいる交渉、そして交渉。相手は人間、勿論自分も人間。現時点での、いわば駆け引き。負けるか勝つかなど単純なものでない「駆け引き」。時間が経ち、相手をどのレベルまでもっていくか・・・。時間が静かに過ぎていく。
そんなこんなで、昼過ぎには蒸し暑さもあってか、少し草臥れている自分が見える。
今日、2006年8月15日。61回目の終戦の日を迎えた。
早朝に、小泉首相が自民党総裁選での公約通りに靖国神社を参拝した。午前9時段階で前年比5倍の1万人を越したらしい。
私は朝一番からの緊張で妙に疲れてしまった。重たい足を引きずり、靖国神社の前に立った。目の前には驚くほどの人の列。けたたましい右翼の車が拡声器で大声を出している。騒然とする空気の中、いろいろな思いの人々が長い列を作っていく。
時折、降りしきる雨の慰霊の日。私は静かに手をあわせた。
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やっと入らせて頂きます。僕は基本的に、戦争神社には、反対なんですけど。またいつか、ご意見をお聞かせください