ichiko : スタート |
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人生も後半?となってくると予想もしていなかったというより、計画していたて通りでないことがおきるものだ。大学を卒業して新聞社に入り、長年、勤務していた時は自分が途中で辞めるなどとは考えもしなかったし、いざ、その気になった時は結構、自分の持ち前というか性格丸出しの状態でフリーでやっていけた。ミドル層対象の媒体を発行するなど、組織に属していたら冷や汗ものの冒険もやっていたようだ。「継続は力なり」をモットーとする自分としては、弛まぬ努力を続けていくことを信念としていたが、やはり、次のステップに乗っていた。そして、この度、本当に人生設計になかったことをしてしまった。5月1日に株式会社を設立することとなった。雪崩のように襲い来る仕事と諸々のこと、そして何よりも周囲からの今までの人生にはなかった応援で、あれよあれよという間に経営者になることに決めて進めてきた。本当に不思議でしようがない。応援してくれる人々も、昔の会社の仲間とか、飲み仲間とか、学校の友人とかじゃない。不思議な人脈の人々が真剣に応援してくれている。「ああ、これがビジネス人脈というものか」と最近、分かった。名刺交換だ、やれ異業種交流会だなんてところでは得られなかった不思議な「ご縁」の数々。ふと、悪戯好きの神様がいるのではないか?と思っている。
「吉田さん、これから、本気で仕事していこうというなら、法人にしておかないとだめですよ。いい加減に、なーんとか代表とかではいけないな」と弁護士のI先生が言う。これから顧問弁護士になっていただこう、その前にちょっと相談・・・と思って弁護士事務所をお訪ねしたのだ。
「やはりそうですか・・・・」頷いてみると、妙に自分の中で納得している「自分」を発見した。
「その機がきたということなんですかねぇ?」というとI先生は「そうそう」と答えた。機は熟したということか。窓の向こうは青空。東京タワーが映えている。その赤色がいい。本当に青空に赤い東京タワーが映えて美しい午後だ。
5月1日にまた、新しいスタートがくる。テープをきって走ろう、思い切って。
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