ichiko : さあ!出航だ

  
  今年2007年は記念すべき年となった。5月1日に株式会社を設立した。株式会社「イチプラス」という社名だ。
  2004年に新聞社を退職して、独立して、暫くはフリーで単行本の執筆やフリーペーパーの企画・制作などしていた。取材でも旅行の企画・執筆などくると本当に単純にウレシかった。
  しかし、仕事とは不思議なもので「吉田さん、法人化してくださいよ」というクライアント先が多く、こういう流れとなった。「人生、後半戦はゆっくりと文章でも書いていたかったんだけどねぇ・・・」というと友人が「そんなの先にしろよ!そんなのはね、60にでもなったときに考えればいいじやないか!」と言われ「ふむふむ、そんなものか」と思ったりもした。
  登記は5月1日であるが、その日までの1ヶ月ちょっとは本当にばたついた日々であった。会社設立に関する様々な手続きをはじめ、契約書作成もろもろ本当に勉強することが多かった。公認会計士・税理士の先生に経費などの整理についてあれこれ聞いたところ「吉田さん、細かいことはぜーんぶ我々に任せて、経営者は一にも二にも営業して稼いでください」と言われ「ふむふむ、そんなものか」と思った。 あとはビシッと事業計画。信頼ある仕事をしていかないとならない。  ビジネスの拠点は馴染み深い大手町にした。電話連絡、ファクス、メール受付、転送サービスなど「今」の時代だからこそ出来うることばかりだ。ちょっと前であれば、電話の前にいなければ、相手と話はできなかった。届いたファクスも見ることは出来ない。メールはどこでもパスワードさえあれば瞬時にチェックできる。兎に角ケータイがあれば、どんなことでも可能だ。ケータイあればこその世界だ。そして、アウトソーシング。有能な女性秘書でさえアウトソーシングが可能だ。
  会社設立の案内を出したところ、それぞれの人々の反応がまた十人十色で面白い。本当に人間社会の醍醐味といったところか。さあ!出航だ。

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このページは、ichikoが2007年5月27日 12:43に書いたブログ記事です。

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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