ch07.味 : 贅沢なひととき


  新米が美味しい季節だ。
  消費生活アドバイザ-で“食材王国みやぎ”の大使もしている荒砥悦子さんから宮城県の新米情報が送られてきて、ほのぼのとした写真を見て、何かほっとした気持ちになっていたところに、お米の宅配をお願いしている新潟県長岡市の反町俊彦さんから、新米が届いた。
   「今年は地震、台風にあい、本当に大変な一年でしたが無事に稲刈りを終えることが出来ました・お米の収穫量は昨年に比べ天候不順のために減少となりましたが味、品質とも申し分ない出来上がりとなりました」とある。反町さんの頑固一徹のこだわりは種子にある。新潟県のコシヒカリ農家の大半が新しい品種のBL種子の作付けをしているが反町さんは従来の希少なコシヒカリ種子のみで育て上げている。米ぬか、大豆、醤油かすなどの有機肥料で手間隙を惜しまず栽培をしている。
  包みを開けると、新米とともに肉厚なシイタケもあった。袋を開けるとふっとシイタケの良い香りがした。本当にいきいきとしたシイタケの香りがした。ちょっと炙りアツアツのシイタケを食べてみる。新米の香りとともに、何かとても贅沢な気持ちになった。

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このブログ記事について

このページは、ichikoが2007年10月 7日 09:21に書いたブログ記事です。

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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