ch07.味の最近のブログ記事

ch07.味 : 家庭の味


  先日、仕事関係者と蕎麦屋に入った。温かい蕎麦を注文した。食べながら「吉田さん、この味は・・・好きですか?」と聞く。かなり薄味で、私は気に入っていた。「美味しい美味しい」と答えたが、相手は「ん・・・」と言っている。
  関東より関西の方が薄味だと聞いたが、九州はどうなのだろうと思った。私は関東出身だが、濃い味は意外と苦手だ・・・・・というより、やはり家庭での「味」というものが刷り込まれているのだろうと思った。それはやはり「親」の影響が強いのかも知れない。


  先般、知人のОさんの"いなりずし"の話しが頭に残っていて、料理研究家の加藤和子さんに「美味しいいなりずしの作り方を教えてほしい」と言ったところ、プログ(3月4日付け)で早速紹介してくれた。和子さん、有難うこざいます!最近では味付けのこーいいなりずし用のおあげも売っているが、やはり手作りでわが家の味を作りたいものだ。

加藤和子さんのいなりずし

   
  日本人は本当にマグロが好きだ。8割は日本人が消費しているとは考えてみればすごい数字だ。
地中海を含む大西洋クロマグロの国際取引を禁止する案に米国が賛意を表明したことで、山田正彦副農相は取引禁止にあくまで反対する姿勢を強調していたが、どこかに「米国だって・・・」というある思い込みがあったのだろう。変な思い込みをしてしまうのは、いい意味でも悪い意味でも日本人らしい。しかし、冷凍も含めても来年一年くらい、クロマグロが食卓から消える!と慌てている声も多く、どうかな?と思ってしまう。「あるうちに食べてしまいましょう」などという人など見ている根本問題が全くわかっていないなと感じる。日本人は古来からそんな考え方はしないものだと思っている。


  以前、釣り名人!の作家である三浦修さんから一冊の本をいただいた。それは 『 サバがマグロを産む日』(監修:東京海洋大学副学長/刑部真弘、フィッシング・カレッジ校長/奥山文弥・つり人社)という本だが、登場する国立大学博士をはじめ、テレビなどでもお馴染みの"さかなクン"など12人の魚大好き先生たちが、我々と魚とのかかわりなど、食べ物(食材・味覚)、暮らし、健康(心の問題・病気)、文化、社会そして未来などの各テーマを通じて立体的に語ってくれる。今後、おおいに期待されるマグロの養殖の事も考えながら、楽しみながら読める一冊である。


  いつも季節のお便りを下さるОさん。いろいろなイベントの企画をされ、とーんでもなくお忙しい日々だと思うのだが・・・。郵便物の中にそのお葉書があると、「わぁ!」とウキウキ喜んでしまう。パソコンメールが多い昨今で本当にひとつの感動でもある。
  そのお便りのタイトルが『求ム!あいなりさん』であった。「えっ?」と思って読む。なんでも、Оさんの気に入っていたお店の経営者がご高齢の為、相次いで閉店してしまっているということだ。それほどおいなりさんに対して深く考えたことがなかったのだが。おいなりさんの店といっても甘味系、専門店系、すしや系、おにぎりや系・・・と何ともいろいろあるらしい。

   だいぶ前に、ローソンの取材をした時に地域でおいなりさんの味付けをきめ細かく変えている・・・そんな話しを聞いたことがあった。東京で生まれて東京に育って、文化がまさに"東京"そのものなので、他のことはあまり意識したことがなかったが、今回はおいなりさんひとつにしても深いなぁと感心した。

  ちょっと聞いた話ではあるが、キムタクが面接の時に好きな料理の事を聞かれ、「おかあさんが作るおいなりさん」と答えたそうだ。その話を聞いた時は何か、本当にほんわりといい気持ちがした。そして、あるコンサートのイベントの時、キムタクのお母様が司会・進行をしていらした事があり、その手作りのおいなりさんの話を思い出したことがあった。"おふくろの味"ってやはりいいものだなあと思った瞬間かも知れない。
 

 さて、話しは戻って・・・Оさんが「このままでは私はほうれんそうのないポパイのように・・・。どなたか。おいしいあいなりさんのお店を教えてください」と!Оさんの真剣な声にあれこれ考えていた。先日「吉田さん、これ、最高なのよ、召し上がってみて」と渡されたのはしっとりしたおあげの中の酢飯には、ほんのり山葵味がしたものだった。「へぇ・・・面白い~この味、面白い~」と思いながら、3つも一気に食べてしまった。
  また、おあげにしても関東は酢飯をあおあげでくるりとくるんだ四角いものが多いが関西はおあげを三角形にしたものだとも。しかし、「求ム!おいなりさん」というОさんのメッセージ。なんかいろいろなレシピや話題満載になると面白そうだなぁ。

ch07.味 : 丸香のうどん

   今日は平成22年2月22日。セミナーの打ち合わせを神保町でしていたのだが、昼時になったので「お昼にカレーでもいかがですか?」と言うと打ち合わせの相手の方が「吉田さん、うどんは?」と聞く。「えっ!うどんですか?ええ、好きですけど・・・」と言うと、「カウンターみたいなとこでも平気ですかぁ?」というので「立ち飲み屋でも平気なタイプですから、ハハハハ」と笑っていると「じゃあ!」とばかり案内してくれたのが『丸香』という讃岐うどんの店だった。
  ランチタイムもだいぶ過ぎていた。「この時間なら・・・」と言ったのだが店内の混雑といったら、もう、ビックリであった。「いつもはもっとすご゜ーい列です!」と言われた。店の暖簾には「うどん」とあるだけ。釜たまを注文した。大きなテーブルに座るとあっと言う間に注文した釜揚げ饂飩が。その早さといったら、せっかちに「ど」がつくほどの私も目が飛び出た。しこしこしたウドンに卵がトロ~リとからんでうまい。サイドメニューにゲソや野菜の天プラをとるとなかなか充実したランチとなる。うどんが出てくるのも早いが、ズルルーとばかり食べてしまうのもびっくりするほどの早さで我ながら驚いた。店を出たのは・・・そう午後2時22分くらいかなあ・・・。

↓は「丸香」のファンの方か?。旨さが伝わってくる。
「丸香」のうどん


  今が旬という"子持ちカレイ"。料理研究家の加藤和子さんのプログに"ワラジのような"子持ちカレイの煮付けの話しが出でいた。一切れが880円というのだから値段も立派!読んでいるだけで旨そうなので、早速クッキング!♪
  「水は一滴も使っちゃダメよ!」と和子さんの言うとおり、酒だけで挑戦した。あと、ミリン、サトウ、醤油で味付けを。ショウガは忘れずに。和子さんはいつも生姜のはちみつ漬けを作っていて、これを使うそうだが。
 水を一滴も使わぬ旬のカレイの煮付けが出来た。ワラジのように立派な子持ちカレイではなかったがやはり旬の素材とは旨い!和食とはなんとも美味しいものだね。


  「 好き」と「嫌い」がはっきりでる食品に「納豆」がある。好きな人は毎日でもかかさず食べるというし、嫌いな人は納豆を入れた器を見るのも嫌!だという。出されれば食べるけれど、敢て食べたいとも思わないという人もいる。本当に人の味覚は面白いものだなあと思う。
  私は納豆好きだ。いざ!という時にこれさえあればというほどパワーのある食品だと思っている。納豆を毎日毎日食べて、東大に入った人もいるが、こういう人は毎日毎日、真面目に受験勉強をしたのだろうと思うが。

  納豆おたく?ともいう世安智典さんの「地球納豆倶楽部」。世安さんが長年開発に開発を重ねて出来上がったこだわりの納豆について聞いた。世安さんは「納豆は地球を救う!」とキッパリ言い切るほどの納豆派。大豆の事を熱く語る人だ。この大豆オタクの世安さんお勧めの""音更大袖振"は限られた量しか生産できないものだとか。粒が大きく味もしっかりしたいるらしい。音更とは「おとふけ」と読み、北海道の地名。しかし北海道には珍しい地名が多い。

  「藁苞納豆~納豆~」と思い、つい水戸まで行く納豆好きの私としては納豆おたくの作る納豆を即注文をした。今週末には味わえる音更納豆。不思議なもので、こうした小さな事も生活の楽しみだ。

地球納豆倶楽部

100119_1119~0001.jpg 「正直者は馬鹿を見ニャい」 いやあ、この言葉、かなり気に入ってしまいました。何か、胸がスキッとしました。

ヒノマル食堂に住む招き猫のプログはコチラ

「人花サカス」 のランチミーティングが新橋の「ヒノマル食堂」でありました。先般の勉強会で初めてお目にかかった株式会社和僑の代表取締役・高取宗茂さんのお店です。「18歳で博多の屋台から飲食業を始め、北部九州一帯に系列7社の子会社を傘下に持つグループ企業の代表。外食産業では様々な業態の多店舗展開を行い、2年前に東京に進出。若き社長」というプロフイル通りの方です。勉強会である経営コンサルタントの方が「獣の目をした素晴らしい男」という表現をされていたが・・・ん!すごい。
株式会社 和僑
ヒノマル食堂
人花サカスプロジェクトとは?

写真 はヒノマル食堂前の招き猫
 義捐金箱。 義捐金は東京都社会福祉協議会を通じて、全国の児童擁護施設に寄付されます。


100101_1900~0001.jpg  ワーイ♪2010年スタート!です。本当に31日から元旦までの時の流れとは何て不思議なんだろう!っていつも思います。まるで時間のトンネルをグルリッと抜けるような、そんな感覚です。   昔は元旦には何もかも新しく!と思っていたのですが、このところ、別段気にもせず、ちょっとぐうたら気味です。しかし、今年の正月料理は本当に"リキ"入れましたよ。もくもくとこなしたというか、ちょっと仕事モードで正月料理を作りました♪   市販のものは蒲鉾。「マメに働け!」とばかりに黒豆(私はふっくら仕上げが好みです。しわがよるまで長生きでという意味もあるようですが・・・)、・大いに「よろこんぶ」と昆布巻き。田作り。金団と名前の如く財産が貯まるようにときんとん。クチナシでつける黄金色は何と美しいこと!また、初めて伊達巻にも挑戦。卵を使った料理は子孫繁栄の象徴とされているようですが「伊達」というように華やかさもあらわして、文化や教養が発展するようにという願いもあるそうですよ。そして紅白のなます。あとは煮しめ。これには、大地に根をはる牛蒡や大根、そして将来の見通しが良いようにという願いをこめてレンコン、芽が出るようにとクワイなどいろいろです。煮しめは一つの鍋に入れ煮しめるので「家庭円満」を願う意味もあるそうですよ。数の子は勿論!また、豚の角煮もちょっと工夫して作りました。これは来客に大人気なもので。久しぶりに正月料理を真面目に作りましたねぇ。お料理はちょっと不思議な什器に詰め合わせてみました。2010年!良い年になりますように・・・


ch07.味 : ああ!ヒレ酒


  昨夜は人生のよき先輩?に「ヒレ酒が飲みたいわね~どう?」と言われ、ホクホク♪とお付き合いをした。先輩は何と!トラフグのヒレ持参で行きつけの割烹店へ。大将が手際よくヒレ酒の用意をしてくれる。お燗の温度がなかなか難しい。沸騰しすぎると旨味がなくなる。80度くらいらしい。絶妙!に炙られたヒレの旨味がじんわ~りと溶け出してくる。
  旬の食材を使った大将の創作料理に舌鼓。そんな美味しい料理を味わいながら、寒い冬の夜は熱燗で温まるのが至福。ヒレ酒の旨さなど子ども時代には分からない。ヒレ酒の旨さが分る!分ってきた・・・そんな大人の時間はなかなか良いものだ。

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうちch07.味カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリはch06.音楽です。

次のカテゴリはch08.旅です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

プロフィール

ichiko.tv

ichiko.jpg
吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。

メール

ご意見・ご感想はコチラまで!

うさたろう

著書紹介

「にっぽんの旨い!を取り寄せる」
食文化研究家・永山久夫さんの全国津々浦々のお取り寄せグルメ100選。「おいしい」の裏側にある生産者の思いにも触れられる一冊。未知の「味」と出会える。
価格1,470円(税込み)

「横浜中華街行列店の秘伝レシピ」
横浜中華街で特に評判の高い厳選29店の味を家庭で再現するためレシピ。秘伝の味を再現するためのコツや工夫を惜しみなく公開。プロの味が家庭で再現できるか?について検証した。
価格1,470円(税込み)

「横浜中華街オフィシャルガイドブック2005-06」
独立して初めて関わった思い出のガイドブック。横浜中華街発展会協同組合の325店全店完全取材! 「食」と「文化」、「歴史」そして華僑・華人の「生活」に触れられるオフィシャルガイドブック。あの燃えるような夏の取材の日々は良かった。
価格950円(税込み)

「和食のいろは」
和食のおいしさを支える基本をあらゆる角度から紹介。プロに教わる目利きのコツから料理研究家直伝の和食レシピ満載。ずっと会いたかった道場六三郎さんをインタビュー。
価格1,470円(税込み)

「マヨネーズってわっはっは」
 親友のかっちゃんこと小林カツ代さんのマヨネーズを使って驚きレシピを紹介。遊び心がいっぱいのレシピや薀蓄も盛りだくさん。
価格1,470円(税込み)

「浅草散歩ガイド」
一カ月に一回は必ず遊びにいく浅草。路地裏は最高。どうしても「浅草のガイドブック」を作りたかった。浅草今昔物語から「食べる」「歩く」「憩う」「買う」浅草が満載だ。
価格1,260円(税込み)