ch07.味: 2009年6月アーカイブ

   以前アボカドを食べた時に、種を植木鉢に植えた事を思い出した。芽が出て「はて?なんだろう」と思っていたらすくすくすくすく育っているではないか!生命力が凄いなあと感動。私はアボカドは食べる美容液だと思っている。肌の状態はまさに内臓の健康状態そのもの。アボカドを一週間、摂り続けてみると、肌の調子が違ってくるまのだ。「あれっ!」と感激するほどに肌の肌理がととのう。だから食べる"美容液"だと思っているのだ。
  食べ方も自由。スライスしてマヨネーズをつけたり、またはディップにしても美味しいが、料理研究家の加藤和子さんの「キュウリ・アボカドサラダ」はカンタンで美味しい。和食にも洋食にも、どちらにも合うから不思議。ちょっとした付け合せに最高である。
  トントンクッキングから♪加藤和子さんのキュウリ・アボカドサラダ

ch07.味 : 旬の味!

   何故か、梅雨の頃になると思い出す。子供時代に大人たちが好んで食べているものが全く理解出来なかった。父はいつも谷中生姜を晩酌の時に本当に美味しそうに食べていた。母は「もの忘れ~もの忘れ~」と分けのわからん呪文のようにミョウガを食べていた。どちらも口に入れたときの衝撃は忘れられない。「何で!?」「どうして!?」という感覚しかなかった。大人たちの舌が信じられなかった。
  しかし、人は大人になるとその「旨さ」が理解出来るようになるようだ。不思議なことだ。食の愉しみとは、まさに「時」を少しずつ過ごすことだ。今が旬のホヤ。3~4月頃から太り始め、今から7月頃が最も食べ頃。多分、これも大人の味かなと思う。ホヤ酢の旨さは何とも言えない。しかし、これは好きな人には旨さはたまらないと思うが、嫌な人にとっては生涯口にしない食べ物だろう。
  宮城県女川産の超新鮮なホヤをいただいた。"人生の最期の食べ物は?"と聞かれたら、もし夏だったら、これを選んでしまうかなあと思うほど旨かった。体中が海そのものになってしまう旨さ!夏の大好物だ。

ch07.味 : んー!塩トマト

090607_0816~0001.jpg日々の食卓にトマトがあるとなんとなく安心する。とくにこれからの季節はトマトがより美味しく感じられる!今塩トマトが人気。特に熊本県八代地域などの土壌の塩分濃度が高い干拓地で栽培されたトマトは甘いと評判だ。塩を含んだ干拓地で育つトマトは水分を十分に吸い上げられず大きくならなかった分、旨みが濃縮されているといわれる。昔、海だったという土壌のミネラル分がとても多いということで、ふと、イランのナツメヤシを思い出した。地球って本当にエネルギイの源だって感じる。

ch07.味 : 贈り上手

    かんどウイットの代表の尾花幸二さんは毎月一回、素適なお葉書を下さる。今月のテーマは「ギフトをしよう」。心をカタチにして相手に贈るということについて書かれてある。
  尾崎さんが花粉症で悩んでいるのを知ったある方から"にがり"が贈られてきた時、その心配りに本当に感動したそうだ。そしてまた、この度贈られて感動したという"景気回復ケーキ"。これは、元気きらきら本舗・近藤昌平さんがあみだしたもので、小渕首相の時に、かなりヒットしたケーキで、今再び、人気上昇中ということだ。
   今、まさに"景気回復!"とは商品名がなかなかいいね。

響き合う生活場面つくりの「かんどウイット」
元祖!景気回復ケーキ

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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