ch07.味: 2010年8月アーカイブ

外川駅.jpg牡蠣中身.jpg 漁業関係者と魚の積み出しで昔は賑わったという銚子電鉄「外川駅」。リニュァルされて、以前の姿が消えてしまう駅も多い中で昔、"そのまま"の魅力を漂わせる。外川港は小型の漁船とびっしりと並んだ家々が一体となって何ともいえない漁港の風景のある、そんな街だ。駅から直ぐのところにある魚の卸「島長水産」のきびきびとそして威勢のよいおかみさんが懐かしい昔話をしてくれる。どんなに賑わっていた街なのかが分るようだ。「美味しいから!」と言われ、旬の岩牡蠣を見せてもらう。片手に乗り切らないほどの大きな岩牡蠣である。あっと言う間にあけてもらい食す。口の中に海のかおりが満ちる。  

ch07.味 : 秋刀魚

  「今年はサンマが高いらしいわよ」「小ぶりのサンマしかとれないらしい」などキャァキャアキャアキャアと言っている方々がいるが、まだ時期的には早いんじゃないのか?サンマは秋を代表選手。大好きな落語にも、また詩歌、そして映画にも登場する。小学生の時、漢字で「秋刀魚」と書くことを知った時、「はぁ!なーるほど」と食べ物の漢字の面白さに魅かれた。もう少し、太らせてあげよう。夏の終わりから晩秋にかけて、ゆっくりじっくりとサンマを味わおうではないか。

ch07.味 : 夏の味方"ホヤ" 

  しかし、夏は食欲がおちる。年々、その傾向が強くなる。季節など関係なく、飛び回っていた頃の体力がないな、と感じる。35度を超えるなんて、昔はあったかなぁと思う。現在のようにクーラーなど普及していない時代の夏であっても、元気に過ごしてこられたではないかって、いろいろ思い出す。
  会う人、会う人に「暑いですね」という言葉しか出ない日々。そんな中、「夏パテ対策」の記事依頼など受け、バテ気味というのに理性だけはピンピンとして仕事として進めなければならなく・・・。特に、食事などは本当にチェックしていても・・・ああ・・・という気持ちになる。
  この季節になると、常食は「ホヤ酢」かな。これと常温の日本酒だけで十分だ。しかし、ちょっと見が、かなりグロテスクなホヤだが、この旨さに気付いた最初の人は、勇気もあるが、かなりビックリしただろうなあと思う。今日もまた好物の「ホヤ酢」。ちょっと心配になって栄養素を調べてみた。ビタミンB12が実に多い。まあ、なんとかこの暑い夏を乗り越えているのも「ホヤ」のおかげかも・・・と。

ch07.味 : 野菜!

100801_2123~0001.jpg 日々、野菜を食べようと思ってもなかなか。それに意外と野菜の選別も偏ってしまうものだが、たまには野菜専門のレストランに行くのもお勧めだ。毎日契約農家から新鮮な特選野菜が届く「農家の台所」。野菜のレストランだ。サラダバーはおかわり自由。生でバリバリ、シャキシャキ食べると「ああ、こんな味がするんだ」と五感がピンピンしてくる。今は「帰ってきただだちゃ豆フェア」を開催中だ。

写真 おかわり自由のサラダバー。変わった野菜も生でバリバリ旨い
「農家の台所」

このアーカイブについて

このページには、2010年8月以降に書かれたブログ記事のうちch07.味カテゴリに属しているものが含まれています。

前のアーカイブはch07.味: 2010年7月です。

次のアーカイブはch07.味: 2010年9月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

プロフィール

ichiko.tv

ichiko.jpg
吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

メール

ご意見・ご感想はコチラまで!

著書紹介

「にっぽんの旨い!を取り寄せる」
食文化研究家・永山久夫さんの全国津々浦々のお取り寄せグルメ100選。「おいしい」の裏側にある生産者の思いにも触れられる一冊。未知の「味」と出会える。
価格1,470円(税込み)

「横浜中華街行列店の秘伝レシピ」
横浜中華街で特に評判の高い厳選29店の味を家庭で再現するためレシピ。秘伝の味を再現するためのコツや工夫を惜しみなく公開。プロの味が家庭で再現できるか?について検証した。
価格1,470円(税込み)

「横浜中華街オフィシャルガイドブック2005-06」
独立して初めて関わった思い出のガイドブック。横浜中華街発展会協同組合の325店全店完全取材! 「食」と「文化」、「歴史」そして華僑・華人の「生活」に触れられるオフィシャルガイドブック。あの燃えるような夏の取材の日々は良かった。
価格950円(税込み)

「和食のいろは」
和食のおいしさを支える基本をあらゆる角度から紹介。プロに教わる目利きのコツから料理研究家直伝の和食レシピ満載。ずっと会いたかった道場六三郎さんをインタビュー。
価格1,470円(税込み)

「マヨネーズってわっはっは」
 親友のかっちゃんこと小林カツ代さんのマヨネーズを使って驚きレシピを紹介。遊び心がいっぱいのレシピや薀蓄も盛りだくさん。
価格1,470円(税込み)

「浅草散歩ガイド」
一カ月に一回は必ず遊びにいく浅草。路地裏は最高。どうしても「浅草のガイドブック」を作りたかった。浅草今昔物語から「食べる」「歩く」「憩う」「買う」浅草が満載だ。
価格1,260円(税込み)

2013年5月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31