ch04.カルチャーの最近のブログ記事

ch04.カルチャー: 素晴らしき季語


師走になってふと気づく。 君島先生に俳句を習い始めて、そろそろ3年ほど経つ。 毎月、5句を提出するのだが、その季節の「季語」を意識する。 多分、俳句に関わらなかったら、これほどに季語に対して敏感にはなっていなかったと思う。 そうそう、中学生の時の国語の授業で時間は止まっていたと思う。 「俳句ってやりましたよね~」とか言いながら。 ひと月に5句提出する。 単純計算すると1年で60句。それに3年を掛けるとざっと180句作ったのか。 しかし、忙しさに負けそうになって「ああ!今月は無理!無理!」と思うことがある。 そこを「えいや!」と俳句の頭に切り替えるのだ。 あれこれ何も考えずに「空」の世界へ入っていく。 あまりにもヘンテコ日本語が氾濫している昨今、腹も立たなくなってる自分。 これじゃいけないなと思いながら、一か月の細切れの時間に「空」の世界へ入る。 さあ、提出だ。


ch04.カルチャー: 白熱した最終審査の夜


昨夜は「調べ゜る学習コンテスト」の最終審査であった。 テーマを見つけて特に図書館で調べてみるということがメーンの特に小学生が対象のコンテストである。 審査員全員は侃侃諤々。まあ、何とも白熱した夜であった。 その前に事前審査をするのだが、その中に家族の病気をテーマにしたものがあり、その気迫というかその子どもの逞しい視線に審査をしながら何とも言えぬほどの身震いをした。 まだ表彰式前で発表していないので書くことは出来ないが、実に優秀な作品の多いことよ。 子どもたちの成長が本当に楽しみである。


ch04.カルチャー: 酉の市に繰り出した!


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気のおけない仲間と一年に一度の酉の市へ繰り出す。今年は花園神社の酉の市へ。 いやあ!この混雑は! 大鳥神社の祭神・日本武尊が東夷征伐の戦勝祈願をし、帰還の時にお礼参りをしたことに因んで 日本武尊の命日である11月の酉の日に行われるようになった。 兎に角「商売繁盛」!ということで熊手を買う。シャンシャンシャーン! いよいよ師走を迎える季節の風だ。 来年はどんな年になるのだろう?


ch04.カルチャー: 川の記憶


NPO「としまの記憶」をつなぐ会の活動でいろいろ地域の人々のインタビュー取材をしていると、皆さんの記憶の中に「川」があることを知った。 既に暗渠となっていて、ほとんど昔、そこに川が流れていたなど想像も出来ないのだが、「夏にはホタルが綺麗だったぁ」「友達と魚釣りをした」「水遊びは本当に楽しかった」と次々とよみがえる「川」。 その鮮やかな記憶の素晴らしさを感じる。 来年の企画であるが某大学のカルチャー教室への企画をまとめている。 こうした企画を一つずつ構築して、人々の記憶や思いを丁寧に紡いでいくことが出来たらいいな!と思っている。


ch04.カルチャー: みんなでソラミミ


昨夜、ある会合で私の発言に、暫し絶句の後に大笑いとなった。 私は「・・・推して知るべし!」という言葉を入れて話したのだが、会場にいる何人もが「大下シルヴェスタースターローン」と聞こえてらしい。 そして皆さんの頭の中には「大下さんが何でスターローンなの??」ということになった・・・らしい。 空耳ではないが、それからは大笑いが続いた。 「ことごとく」(悉く)「なかんずく」(就中)・・・・諸々。 そういえば、会話に多く使っているなあと思いながら・・・。ありゃりゃ。


ch04.カルチャー: 至福の時を


昨夜は表参道の「R40」でめ組の会を。オーナーの長井和子さんと翻訳家の鳥取絹子さんとの三人。「こりゃ不思議だねぇ」と笑いながらワインを飲む。 長井さんお勧めのフォワグラのパイと、ワインとの相性の良いフィンランドのサラミ盛り合わせ。なんとも!至福の時である。 鳥取さんの翻訳した『 見知らぬ心臓』。 「一気に読めるでしょ?」と, 鳥取さん。「そうそう!」と長井さん。 なんでも2005年に出版した自伝で、17歳のときにHIV感染したこと、34歳のときに心臓移植を行ったことを告白した女優、シャルロット・ヴァランドレイ。 出版から一ヶ月後、彼女は匿名の手紙を受け取る。「私はあなたのなかで鼓動する心臓を知っています・・・。早く読まねば!と。

見知らぬ心臓


ch04.カルチャー : マジ!ヤバイ


  「言葉って時代の流れによってかわるものなんですよね~」とコメントしている人がいたが、「へ?」と思った。言葉とは「道具」の一つのようなものだとは思っているが・・・やはり日本人の言葉への感覚はずれてきていると思う。
  何でも某調査で「噴飯物」が「腹立たしくてしかたないこと」と誤った意味で使っている人が半数を占め、「役不足」とは、「本人の力量に対して役目が重すぎること」と思っている人が多かったと聞いた。学生がテストで間違って「アチャー」ならいい。しかし、大人の方々が間違ったつかいかいをしているとまずい。何もぷんぷん怒ってもしようもないのだが・・・言葉のつかい方は、つかうのであればしっかり意味を考えてつかいたいものだ。
  独立した頃だから、2004年の頃だったか、いろいろなフリーの編集者と仕事をすることが多かったが、そんな時に「吉田さん、さくっと説明しますと・・・」、「がっつりいきましょうね」、「さくさく仕上げてしまいます」という言葉に出会いも結構びっくりした記憶がある。
  それからだ。「ヤバイっすよね」の「マジっすか?」とアレルギーをおこしそうになる言葉の数々。そして「ヤバイ」とは当初の意味が変化した。「このラーメン、マジ!ヤバイっすよね」とはとても美味しいということを意味すると分かり、またまた驚いたのだが・・・。
  もういいじゃないですか!しつこいですね!といわれそうだが、「あのレストラン、敷居が高いんですよ~」とはおかしい!のだとずーっと言ってきた時期もある。しかし、疲れた。最近はくしゃみを「ハックション」ども「ブエークション」と同じものだ、そんな風に受け止めることにした。
  悲しいかな。本当に美しい日本語がなくなりつつある。電子書籍でもなんでもよいから、例えば川端康成の掌編でも読んで、少しショックうけるのもいいのかと思っている。

ch04.カルチャー : しかけ絵本の展覧会

しかけ絵本の展覧会『しかけ絵本I 技法の歴史:開く、覗く、聞く、動く絵本』が、9月17日から武蔵野美術大学図書館展示室で開催される。同図書館が所蔵する初期の貴重なしかけ絵本を中心に、2期に分けて約80点を展示すねという。貴重な作品多数です。いよいよ読書の秋てもある。
展示について

ch04.カルチャー : 深いな・・・・

map_aomori_new.gif友人が秋に語りの会をする。その作品の中で、青森県三戸出身の人物が出てくるそうで、「会話のところなんだけど、イントネーションを知りたいのよ」と言う。「誰か知り合いはいない?」というので結構、簡単に見つかると確信していたものの、何とも!本当に見つからない。津軽出身者は三人見つかった。しかし・・・そもそも・・・ということで青森県の方言について調べてみた。そこには何とも深い世界が広がっていた。簡単に東北弁などということでなく、微妙に違う。福井出身の方に聞いたところ「そういえば・・・」と地域の差について長々とした話になった。日本の文化を再発見する機会となった。しかしディープであるな。なんでも、下北弁も忘れてはならないそうである。

ch04.カルチャー : 五輪を予測?

まだ、きちんと調べてみたわけではないのですが、なんでも2020年、東京でオリンピックの開催の決定を予測していた漫画があったそうです。大友克洋氏の名作『AKIRA』で、1982~90年に連載された、世界でも人気のSF巨編。近未来として描いた東京が2020年に五輪開催を控える様子をズバリ"的中"させているそうです。

ch04.カルチャー : 豊島区を学ぶ

ジュンク堂 すすきみみずく.JPG豊島区を学ぶ.JPG10月10日まで、池袋ジュンク堂のエントランスのコーナーで「豊島区を学ぶ」と、豊島区にかかわる書籍、資料が展示、販売されている。意外な?文人たちが住んでいたのか・・・と感動する。トキワ惣もはじめてとして、漫画文化に関する資料も多い。ゆっくりと一冊一冊に目を通すのも楽しい。 豊島区の郷土玩具である「すすきみみずく」も出迎えてくれる!(写真)

ch04.カルチャー : 能への誘い

金春流の山井綱雄さんの「山井綱雄之會」が国立能楽堂で9月23日(月曜祝日)開かれる。雅の世界への誘いとでもいおうか、素晴らしい時間をどうぞ。

山井綱雄

ch04.カルチャー : あの"世界"

稲川淳二さんのミステリーナイトツアーへ。会場内は本当に?老若男女ファンでごった返している。人気のほとがわかるね。この"世界"。分かる人には分るけど分らない人には全く分らない世界だね。人が生きているといろいろあるけれど・・・いろいろある人にはまたいろいろあるものだと感動・感激。楽屋には優しさいっぱいの稲川さんがいらっしゃった。これからもファンの心をガシッと掴んでください!

ch04.カルチャー : 江戸のガーデニング

両国の江戸東京博物館で『花開く江戸の園芸』展を開催している。9月1日までである。イギリスの植物学者、ロバート・フォーチュンが約150年前に来日して日本人が誰もが花や緑が好きであったことに驚く。今でも立派に通用する上手に育てるための技術。これらは身分など超えて大切にされていた。江戸のガーデニングに興味がある方は是非。しかし、平和な時代だからこそ、園芸文化というものがあったことに気づく。
江戸東京博物館

人生とは何が良くて何が悪いなんてないんだな。
もしかしたら、妙な何かに捉われていることが一番不幸なのかも知れないな。
そんなことを思っていた今日の午後・・・。
田中克成さんから本当に久しぶりにメールをいただいた。その間になんと「出版社、つくっちゃいました」ということだった。なーるほど!ね。そして、第一作となる書籍が、高取宗茂さんの『道に迷う若者へ』ということです。と、また、すごい・・・

出版社を作る経緯の導入がこれ。
経緯の前半部
そして後半部

そして、この本を売るために、「僕は今年の10月19日から、リヤカーを引いて、全国47都道府県を練り歩きます。5万部売り切るまでは東京には戻ってきません。そして、3年以内に、この本を必ず100万部以上のミリオンセラーにしてみせます。その為の、全国行脚。売り歩きます」とある。行脚。いい響き。エネルギイの違いというものだね。


立志出版社公式サイト

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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