ch04.カルチャー: 2010年2月アーカイブ

  いろんな世界にいろんな風が吹く。
 「いい時があれば悪い時もある。悪い時があってもまたいい時がある」と、私はいつも、そんな気持ちでいる。
  
  さて、女性企業家の長井和子さんの経営するアイムパーソナルカレッジも20周年を迎えたという。この20年の時代の変遷の中で、女性が勢いよく社会という大海に出航した姿を見続けてきた女性だ。私が新聞社を辞めるよと初めて伝えたのが彼女だ。今もって、何故、あの夜に彼女にいの一番に電話をしたのか・・・・多分、稀有なエネルギイを持つ女性だったからだと思っている。


  さて、今回、その「アイムパーソナルカレッジでは「自分を生かすライフワーク」をテーマに、結婚・出産後もずっと生かせるスキルを身に付けたい人を対象として無料で勉強会が開かれる。仕事に必要な知識や実践に役立つ技能の紹介、チャンスの掴み方、仕事と家庭の両立の仕方など、きめ細かい内容の講座となっているようだ。

  今一歩がなかなか踏み出せない・・・あれこれごちゃごちゃ言っている間はない。「思い切る」時が大切だ。人生はそう長くはない。


実施日
3月9日(火)・24日(水)
4月1日(木)
※体験日は3日間ありますが、連続講座ではありません。
内容
①「人間関係の悩みを解消するカウン セラーの仕事」10時~13時
講師/家族相談士・臨床心理士他
②「女性に最適ライターの仕事」19時~21時30分
講師/大手代理店・出版社ディレクター他
各日、希望のコースを選べます。両方のクラスのご希望も受けてくれます。

参加者特典
参加者には25歳から72歳までの25人の女性達のホンネが満載されている『わたし、このままでいいの?』(文芸社 1260円)がプレゼントされる!太っ腹!♪

問い合わせ・申し込み
107-0062 港区南青山1-26-5 ヒルフラッツ2F
TEL 03-5410-5464 FAX 03-5410-4461
参加フォームはコチラ
ご質問などはアイムパーソナルカレッジへ


女性のためのビジネススクール 「アイムパーソナルカレッジ」
長井和子さんのプロフィル


ch04.カルチャー : 声でも聞こえるのだろうか?

versus-pessi.jpg まだ若い作家であるが、独特の世界を持っている、馬込博明さんの個展「バーサスペッシ」が今週27日(土)まで代々木にあるギャラリー代々木で開催されている。彼とおなじくらいの若いファンか?ギャラリーを訪れて、しぱし作品に見入っている。何か「声」でもきこえるのだろうか?そんな風景も楽しい。

掲載作品のタイトル 「何者かと戦う」

馬込博明さんホームページはこちら
ギャラリー代々木

ch04.カルチャー : ひなまつり

  今、都内のパワースポットとして静かな人気が出ている目黒雅叙園。結婚式や各種イベントなどでても賑やかな施設なのだが、ここの庭園にパワーをいただけるスポットがあるという。ちょうど白梅が美しい季節。流れる滝を見ながらお茶でもしていると心から癒される。さて、お庭を散策すると、こんなに寒い日でも「ああ・・・気持ちがいい」と思うほどのところがある。夏でもかなり清々しい気持ちになるのではないか。
  
  さて、その目黒雅叙園の有名な百段階段で、3月3日(水)まで「百段雛まつり」が行われている。会場となっている百段階段は思わず見上げてしまうほどだ。昭和建築の息吹を感じる。一段一段歴史を感じながらあがるとよい。
  百段階段の7つの部屋には、それぞれテーマが設けられて、立雛や享保雛など様々な雛人形、雛道具が展示されている。美しく、絢爛である。そんな絢爛豪華な中に、素朴な裃雛がある。暫く、声も出ないほどに圧巻である。昔も農家では農耕や蚕の作神様にあげるという意味合いで、女児のいない家でも飾ったようだ。素朴であり、且つ純真な美しさに溢れている雛だ。改めて、日本文化の一つである雛文化の深さを楽しめるだろう。

目黒雅叙園・百段雛まつり

  報美社の竹山貴さんに紹介されて午後からギャラリー代々木へ行く。2月20日(土)までは初個展の作家である山口梨花さんの作品が紹介されている。キャンバスいっぱいに心象風景?とでもいうのか、生き物の一部、風景の一部など若い山口さんの感性が表現されている作品だ。
  ギャラリーのオーナーの佐藤信夫さんとも一緒に、絵画にまつわるいろいろな話をしているうちに、実父が大変な応援をしていた今井俊満さんの話やら、オノサトトシノブさんの話しやら、よく通った画廊の話で大変な盛り上がりになってしまった。私ももういい歳をしているのだが、社会に出て、こんなに絵画の話しで盛り上がったことがなかったので、なんと言う一日だ?と不思議な感覚に入り込んでしまった。

報美社 竹山貴さん
ギャラリー代々木

ch04.カルチャー : ポジティブの罠


   何事も後ろ向きより前向きの考え方の方がいい!まあそれが通説だろう。だけど最近、とても前向きで妙にハイな状態の人との仕事が妙に怖くなっている。何というのだろうか?このまま行くと何かが壊れてしまうのではないかって・・・勝手に思っている。
   特に、少し前に流行した"成功哲学"を学んだ方々はちょっと・・・。確固たる目標をたてて、自分自身への宣言はいつもポジィティブ。「私は必ず成功する」「私は既に勝利者である」なんて、考えているうちにどうもネガティブシンキングそのものを悪玉コレステロールではないが「悪」と捉えてしまうらしい。するとどうなっていくか?もし、その願いが叶わなかった場合に自責の念や本心を押し殺すことで、潜在意識に歪が生じてくるらしい。
  冷静に考えてみると実に怖い事だ。この現実世界で果たして苦しまずに生きて行けるかって?無理だろうなぁ・・・。何もかも、否定をせずに、自由に先ずは取り入れてみることが大切だということだな。
  こうは言うものの、日々発表される内閣の支持率や番組の視聴率。人々の評価もろもろ。思うように取れないいろいろな"数字"。この世の中はターイヘン!
  そうそう、今、大ヒットしているジェームズ・キャメロン監督が創り上げた映画『アバター』を観たあとに、その世界にどっぷり浸かってしまうとかなり危険だとも聞いた。ということは、ややもすると浸かってしまいたくなるのかも知れない。現実の世界をみたら、多分ね、その世界にずーっと浸かったままでいたくなるのだろうなぁ。分らない気もしないが・・・と言うよりまだ観ていなかったではないかっ!!

 

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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