ch04.カルチャー: 2012年2月アーカイブ

ch04.カルチャー : 東京のランドマーク 今も昔も

20120212asakusa00.jpg今、細野宏通の『浅草十二階』を読んでいる。1890年11月27日、台東区浅草2丁目あたりに完成した明治一の高塔の凌雲閣。設計は英国人のウイリアム・パルトン。東京の上下水道の設計者でもある。八角形の12階建て。8階までは日本で最初の電動エレベーターが設置されていた建物だ。最上階には30倍の望遠鏡が置かれた。そこで人々は隅田川、そして台場、品川、天気が良ければつ筑波山も望めたであろう。高さは173尺。つまり52メートル。東京タワーの333メートル、そして今、旬の東京スカイツリー634メートル。比べようもないが、当時の人々は「一度でいいから」と東京の観光名所に押し掛けたに違いない。今、我々が東京スカイツリーの開業をまちのぞみ、遠くまで眺めてみたいと思う気持ちとなんのちがいもない。1923年の9月1日の"あの日"まで、明治・大正の人々を33年間、夢と喜びを与えてきた東京ランドマーク十二階。歓声が聞こえてくるようだ。


先日、暮れなずむ浅草を歩いた。下町情緒あふれる街並みにポッと東京スカイツリーが姿を現した!


先般、2月4日の「社会貢献活動見本市」が開催されたがそこで「としまの記憶」をつなぐ会も出展・発表した。今回初めて「映像コンテスト」に応募されたバングラディッシュのプラシツトさんという方が「つなぎま賞」を受賞された。
  当日、懇親会場でバングラディッシュの新聞に、イベントのことを掲載したいということで「はいはい」と即座に引き受けたのだが・・・。彼が「3時間の時差ですので」と言った。慌てた。懇親会の後は「さて二次会か!」と思っていたものだから。それでアタフタと記事を書く。実に大急ぎでありました!
下記が掲載された記事ですが・・・・ん??

こちらが掲載された記事です

ch04.カルチャー : 読書する姿は美しい


   電車に乗った時、座っている人々が全員ケータイやスマホを見ている姿は、数年前には全く想像も出来なかっただろう・・・そんな目で見ていることが多い。
  最近は読書する人の姿が本当にきれいに見えてしまう。時にちょっと厚めの本などを真剣に読んでいる姿は本当にいいなと思う。読書姿とは美しい。
 
  読もうと思っていたところにある方のメッセージがメールできた。本当にたまたま。こんなことってあるんだなと思った。ベストセラーでも話題の芥川賞受賞だのではなく・・・不思議だね。

  「読んでいる途中から、お月さまやお星さまが遠い空の彼方に浮かんでいるのではなくて、手を伸ばせば届く距離にあって、ぜんぶ、作り物であるというふうに、見えてきます。読み終えても、しばらくの間、同じ症状が続きます。心地よい、変化です。ひょっとすると、一生、続くかもしれません。」と。

一千一秒物語 ―― 稲垣足穂コレクション

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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