ch04.カルチャー: 2009年12月アーカイブ


  そろそろ2009年の締めくくりという時期になった。サラリーマンを辞めて、独立して、会社を設立してから5年経過。思えば、この5年間の重みは仕事をしていく中で、本当に"身にしみた"というものがある。
  企業の組織の一員でいる時とそして今、小さいながらも一国一城?〔大袈裟な言い方だが〕を守っていると口からでる「いつもお世話になっています」と言う重みの違うことといったら・・・。想像できなかった。こんなにも違うものだとは思わなかった。
  昔の先輩諸氏も定年をむかえ、「嘱託だよ」と言いながらも組織にそのまま属している方との話しを聞いていると、ある意味、やはり組織人の考え方から抜けきらないものだなあとつくづく感じる。まあ、しようもないものだし、その人々の生き方だからとやかく言う必要もない。しかし、なんだかんだと言っても組織はやはり"守ってくれる"もの・・・かも知れないね。
  何十年も口癖のように出てきた「いつもお世話になっています」の重みを感じられた自分はどんな環境の中にいても幸せだと思わなくてはならないだろう。その事に気付いたのだから!本当にこの世はたとえ夢幻であろうとも「人」と「人」との世界で出来あがっているものである。その「人」「人」・・・にお世話になって生きているのである。


  さて、「人」といえば、営業活動はまさに「人」である。とくに言葉遣いのちょっとしたことでさえ、皹が入るものである。
  以前、フジテレビTV「エチカの鏡」に出演で反響を呼んで以来、その強烈なキャラクターに結構人気上昇中のエレガントマナースクール学院長平林都さん。高校卒業後信用金庫に就職。大学に進学した友人たちに負けない教養を身につけようと茶道・華道・着付けなどのお稽古事を始めたという。多い時には何と18ものお稽古事を掛け持ったというから感服してしまう。
   本当に身につけたその時から日々の賜物としてその力が活かされたのだと思う。27歳で念願のエレガント・マナースクールを設立して、出会った人に楽しく、気持ちよく、笑顔になってもらうために彼女独特の「接遇」を広めていくこととなる。
  今や、平林都に頼めば売り上げが伸びる!と大評判で多くの接客研修を担当している方である。自分も最初、テレビで拝見した時は「何じゃぁ?」と思ったが、既に忘れ去っているマナーそしておもてなしの心を指摘していると思う。まさに、当たり前のことが当たり前でなくなっている現代に物申す平林都さんであろう。平林さんの初出版のマナー書『平林都の接遇道』を読んで、自分の忘れていた事を思い出すのも良いかも知れない。

『平林都の接遇道』はコチラ

ch04.カルチャー : 四季折々の美しさを堪能


   先般、島根県の「足立美術館」を訪れたが、アメリカの日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」が実施している日本庭園ランキングで2009年もまた、足立美術館の日本庭園が第1位に選ばれたということだ。
  このランキングは2003年から実施されており、何とも、ここは7年連続の日本一だという。対象となる全国827ヶ所の日本庭園から選ばれるというのだから・・・やはり凄いのでしょうねえ。
  四季折々にそれぞれの表情を見せる日本庭園と近代日本画と現代日本画の名品の数々を堪能するもそんな時間ははなかなかいいものだ。

足立美術館

 今年も庭園ランキング日本一に!

ch04.カルチャー : 弓さん!いつも元気を有難う!


  毎月、サンディエゴ在住の画家である弓クレメイソンさんに「弓のサンディエゴ便り」 としてエッセイと新作を送っていただき、ホームページ上で毎月、ご紹介させていただいている。
  先般、その人の文字も個性だとプログに書いたのだが、エッセイにしても絵にしても多くの作品は本当にその人そのものであるなと思っている。

「弓のサンディエゴ便り」はコチラ!

  心地よいリズム感のある弓さんの12月のエッセイ。クリスマスにむかい、ロボットハムスターが大ヒットという事を知った。3~10歳向けのオモチャのZhuZhuペットハムスターが超ブームということだ。これを作っているオモチャ会社はセントルイスにあるCepiaという従業員16人の小さな会社で、大手オモチャ業界も口あんぐりとのこと。それもこのハムスターは10ドル。確かに手頃な価格だ。「果たしてどんなオモチャ?」と思い、ネットで調べたところ、OH!ラブリー♪。対象年齢?は大昔に過ぎ去っているが、ふと「欲しい」と、思ってしまった。
  値段じゃないね。会社の規模でもないんだね!なんか、こういう、話は本当に元気が出ちゃう!

♪お知らせ
  ところで、昔モナコ王の結婚式のオフィシャル写真で知名な写真家、Mr.John Henry から弓さんに「アートのウェブサイトの Featured Artist of the Month に弓さんとその作品紹介を掲載しました」と知らせがあったそうです。是非、ご覧下さいね。
コチラをクリック!

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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