ch04.カルチャー: 2012年5月アーカイブ

ch04.カルチャー : 素敵なグランパとグランマ

  いざ出回ってみれば人は「ふーん」というものだが・・・マーケットの着目点というのはその企画立案者たちの才能である常々思っている。

  シニア向け雑誌がいよいよ力を発揮してきた。たまたま今年のはじめに「ちょっと見て下さい。」と紹介された雑誌『孫の力』。第6号を迎えたらしいがなかなか、いい売れ行きを見せているようだ。
  これは、単に、団塊世代やシニア向けアプローチだけでなくここでは孫は何が楽しいか?を編集している。つまりシニア層と孫層が一緒に楽しむための内容である。グランパ、グランマと、まあいいつくされたカンもあるものの、本当にかっこいいグランパ、グランマは目指したいものである。シニア層そしてサムシング。それは意外と近いところらいた「孫」であったのだろう。ターゲットの絞り方は上手いね。


孫の力

ch04.カルチャー : 船弁慶

宝生流能楽公演「船弁慶」を鑑賞。波乱にみちた悲劇の英雄・義経。平家の亡霊との決戦は何とも興味深いものだ。能衣装も興味はつきない。


 直近のイベント情報。20世紀メディア研究所の第67回研究会のご案内です。どなたでも参加可能。ただし 資料代として500円必要です。

【日時】 5月26日(土曜日)午後2時30分~午後5時
【会場】 早稲田大学 早稲田キャンパス1号館2階 現代政治経済研究所 会議室
【 発表者とテーマ】

 ・島田顕(関東学院大学):モスクワ放送関係史資料第1回調査報告
 ・嶋村藤吉(上海市精華外語専修学院):日本人のニューディーラーとしての岡野進
     ―日本共産党の計画を中心として
 ・山本武利(早稲田大学):陸軍中野学校の創立期の資料

ch04.カルチャー : ひとつがらがら


  日頃、やれ原稿の締切日や締切時間、打ち合わせの日時、アップ、納品、見積書作成だ、請求書発行と曖昧な記憶ではダメなことが多いもの。しっかりと記憶しておかないと後から「あれっ?」では人様に迷惑がかかるし、大変なことになってしまうことばかり。
 
  そんな中で、曖昧な記憶、おぼろげな記憶ということが実に快感であることがある。たとえば、ひょんな時に口ずさむ数え歌のようなもの。お皿を洗っている時など何故か不意に出てくることがある。
  今や、お手玉などする人も少ないであろうが、とーんでもない昔、子ども時代に明治生れの祖母が歌っていた数え歌を思い出す。意味も分からず聞いていのに、何となく覚えている。日常生活に絶必でなくても、なんとなく覚えている歌。数え歌でネットで調べてみたら一つ似ているのが出てきた!そのままご紹介すると・・・・「ひとつがらがら」とは同じだ!祖母は「♪ひとつが~らがら」と歌っていた。

一つ がらがら   (ひとつ がらがら)
 二つ 山椒の木  (ふたつ さんしょのき)
 三つ 蜜柑の木  (みっつ みかんのき)
 四つ 楊枝の葉  (よっつ ようじのは)
 五つ 銀杏の木  (いつつ いちょうのき)
 六つ むくれんじ  (むっつ むくれんじ)
 七つ 南天木    (ななつ なんてんぎ)
 八つ 山桜     (やっつ やまざくら)
 九つ 米桜     (ここのつ こめざくら)
 十で返して 井戸の中から 一つが~らがら......
 (とおでかえして いどのなかから ひとつがらがら)

自分の曖昧な記憶の中でちょっと書いてみよう。

♪ひとつがらがら
二つ芙蓉の木
三つ蜜柑の木
四つよろずの木
五つ銀杏の木
六つむくれんげ
七つ南天木
八つ八重桜
九つ小梅の木
とうで殿様葵のごもんを
・・・そして「ひとつがらがら」と続く。

ネットで調べたものとは微妙に違っているが、何とも不思議な感覚になる。多分、記憶違いというのもあるだろう。実に曖昧な記憶・・・私の大切な財産である。

ch04.カルチャー : はいポーズということで・・・

120505_1017~01.jpg立夏である。いよいよ夏になったか・・・と気付くのが立夏。あの徳川でも落とせなかった上田城であるが、が、関ヶ原のあとは破却。現在では三基の隅櫓が残るだけである。城址公園をふらりふらりと歩いていたら、!鹿の角の兜の真田幸村に扮した人が!あらまあ!というわけでちょっとポーズをしてもらった。


   「豊島の選択」という、いわば地域新聞を月に一回発行している。昨日は池袋ジュンク堂本店に行き、新聞をおいてくださることに決まった。なかなか面白い展開。メーンは豊島区なので、あくまでもこの街の"いろいろ"を日々いろいろ分析しているのだが・・・

  ところで豊島区お隣りに北区に赤羽という街がある。赤羽の書店ではあの『1Q84』以上に大展開!されている清野とおるさんの『東京都北区赤羽』というコミックがある。これが凄いのだ。第一、タイトルか゜「東京都北区赤羽」だから一瞬??となる。
  「赤羽って埼玉県?どこ?」と言う人も多いが、東京都であり。且つ本当にディープな空間が広がる。この赤羽に住む漫画家・清野とおるが趣味の散歩と尾行で遭遇した不可思議な赤羽住民との不気味で愉快なリアルな日常の漫画化。フィクションでなく、実にリアル。どこにあるのかしらん?と探すとその店が実在し登場人物もリアル。リアルだからこそ、赤羽のディープな面白さが伝わってくる。

清野ブログはコチラ

駿河富士(30号).JPG押し花作家の庄村昌子さんが『東海の名園 浮月楼』のギャラリー館で展示会を開催する。「浮月楼」は徳川慶喜公屋敷跡の料亭。開催期間は5月22日(火)~27日(日)。平日は10時~18時。土日は10時~20時。今回の作品も圧倒されるだろう。庄村さんは群馬農園のネコヤナギを一粒一粒収穫。そしてなんと!一粒一粒丁寧に押し上げて、ネコヤナギの押し花を完成させている。その微妙な色の違いと、光の反射を意識してネコヤナギで富士山を創り上げる。「駿河富士」は30号の作品である。その他の作品もお楽しみに。

「浮月楼」のホームページはこちら


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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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