ch04.カルチャー : ひとつがらがら |
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日頃、やれ原稿の締切日や締切時間、打ち合わせの日時、アップ、納品、見積書作成だ、請求書発行と曖昧な記憶ではダメなことが多いもの。しっかりと記憶しておかないと後から「あれっ?」では人様に迷惑がかかるし、大変なことになってしまうことばかり。
そんな中で、曖昧な記憶、おぼろげな記憶ということが実に快感であることがある。たとえば、ひょんな時に口ずさむ数え歌のようなもの。お皿を洗っている時など何故か不意に出てくることがある。
今や、お手玉などする人も少ないであろうが、とーんでもない昔、子ども時代に明治生れの祖母が歌っていた数え歌を思い出す。意味も分からず聞いていのに、何となく覚えている。日常生活に絶必でなくても、なんとなく覚えている歌。数え歌でネットで調べてみたら一つ似ているのが出てきた!そのままご紹介すると・・・・「ひとつがらがら」とは同じだ!祖母は「♪ひとつが~らがら」と歌っていた。
一つ がらがら (ひとつ がらがら)
二つ 山椒の木 (ふたつ さんしょのき)
三つ 蜜柑の木 (みっつ みかんのき)
四つ 楊枝の葉 (よっつ ようじのは)
五つ 銀杏の木 (いつつ いちょうのき)
六つ むくれんじ (むっつ むくれんじ)
七つ 南天木 (ななつ なんてんぎ)
八つ 山桜 (やっつ やまざくら)
九つ 米桜 (ここのつ こめざくら)
十で返して 井戸の中から 一つが~らがら......
(とおでかえして いどのなかから ひとつがらがら)
自分の曖昧な記憶の中でちょっと書いてみよう。
♪ひとつがらがら
二つ芙蓉の木
三つ蜜柑の木
四つよろずの木
五つ銀杏の木
六つむくれんげ
七つ南天木
八つ八重桜
九つ小梅の木
とうで殿様葵のごもんを
・・・そして「ひとつがらがら」と続く。
ネットで調べたものとは微妙に違っているが、何とも不思議な感覚になる。多分、記憶違いというのもあるだろう。実に曖昧な記憶・・・私の大切な財産である。
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