ch08.旅の最近のブログ記事

世界中のクチコミの集計"トラベラーズチョイス・世界のベストアイランド2013"で世界1位に選ばれたのはカリブ海に浮かぶ"アンバーグリスキー"という島らしいです。余り知られていないですね?なんでも白砂のビーチに囲まれて主な移動手段はゴルフカートとか。こののんびりした島。島好きとしては、チャンスがあれば行ってみたいものです。

PA140037.JPGPA130012.JPGいい季節です。「とにかく黒いが効能たっぷり湯治におすすめ!」と言われた養老渓谷の鉱泉を求めて小湊鉄道に乗る。原稿の締め切りとかいろいろあって・・・ゆっくり湯治とまではいかないが、ささっとでも秋を満喫する。三時間ほど山歩き。まだ紅葉には早いが山栗を拾い、すすき野をぼんやり眺める。俳句でも・・・と思うが浮かばない。養老渓谷の鉱泉は「黒湯」と言われるほど本当に黒い。コーヒーのように深い色だ。美肌、皮膚病、神経痛、筋肉痛、リウマチ、疲労回復に良いときく。小湊鉄道に乗り、そして今、ムーミン好きの若者にも大人気のいすみ鉄道に乗る。久しぶりに大好きな一両編成の鉄道でほっと癒される。
120505_1017~01.jpg立夏である。いよいよ夏になったか・・・と気付くのが立夏。あの徳川でも落とせなかった上田城であるが、が、関ヶ原のあとは破却。現在では三基の隅櫓が残るだけである。城址公園をふらりふらりと歩いていたら、!鹿の角の兜の真田幸村に扮した人が!あらまあ!というわけでちょっとポーズをしてもらった。
shop_main.jpg 青葉が美しくなると何故か旅にいきたくなる。何かが弾けるように。「旅」をキーワードに書籍・雑貨を集めた旅の本屋さん「BOOK246」。ガイドブックから写真集、地図など多数。旅にまつわるグッズも販売。どこか旅に出たくなる本屋さん。脳プロサイエンスカフェ『小さな共同研究者が脳科学を変える!-マーモセットの大活躍-』が実施される。    【日時】2012年5月12日(土) 14:00-16:00 【開場】13:30 【場所】BOOK246 BOOK246 【入場料】700円 詳細はこちら

ch08.旅 : 長野電鉄屋代線

19910807nagano_ana17.jpg 須坂から屋代を結ぶ長野電鉄の屋代線が今月末で運行が廃止となる。何とか行きたいのだが、現在、3月末はちと仕事が混雑している。ああ・・・。大正11年(1922年)の開業から何とも90年。歴史に幕がおりる。最盛期というか、昭和40年には330万人に上ったという。運転本数を減らし、無人化やワンマン運転などの合理化をしても結局、赤字は改善されなかった。赤字には勝てぬか。通勤、そして多くの学生をのせてのどかな田園風景を走ったのだといろいろ思い浮かべてみる。大きな転換は多分、クルマの普及もあっただろうしと思う。我が友人のMr"呑看鐵"が懐かしき写真を送ってきてくれた。「1991年8月7日屋代線松代駅。田舎の夏らしい空に単行のモハ1502が映える」と。


120203_1105~03.jpg120203_1120~01.jpg 立春です。とはいうものの、この寒さ。出来るだけ温かいイメージへと進むものですが、「西多摩郡檜原村にある払沢(ほっさわ)の滝の撮影に行はました」と風物詩人の赤松秀夫さんからひんやりメールがきました。檜原村は東京都ですね。彼が言うには「残念ながら全面結氷ではありませんでした」とのこと。でもスゴイです!見て下さい。全面氷結に見えてしまいます!地球温暖化の影響で冬の風物詩にも影響が出ているようですが、そのひんやり写真をご紹介します。

  先般、無事に台場のパナソニックセンターで写真家・榊原透雄さんの小笠原の写真展が終わって・・・昔の勤務先のサンケイリビング新聞社の営業・Kさんの3人で、久しぶりに新宿で呑む。本当に久しぶりの再会!の飲み会。
  当時、榊原さんが「ボニンの島から」を出版して、その本の紹介でもと思っているうちにサンシャインシティで「小笠原写真展」を開催。あれよ~あれよ~といいながら、何と、サンシャイン水族館に小笠原の魚たちを運んでしまったのだ・・・・
  「いやあ、あの時はすごかったよね~」と三人でワハワハワハワハと笑う。「今じゃ考えられないよね~」と言いながら。
  世界遺産になった今は当たり前のようにあちらこちらで、いろいろな企画もあるだろうが、当時のプレゼンでは「ところで、吉田さん、何で小笠原なの?」と聞かれた。そりゃそうだ!ボニンの島といわれるほどだから。しかし、ピンときた感覚は今でも忘れられない。「小笠原は今、やるべきです!」と。単なる本の紹介でなるものかという感覚だった。
  「やっぱりいち子さんの勘だったのかなぁ?」とKさんが言う。今となっては完全に忘れているが「いやあ、3万人の動員ですよ、ありゃ、すごかったよ」と榊原さんが言う。
 なんだかんだ言って、健康で会えるという幸せ。ワハワハ笑える瞬間。たとえ夢幻の現世にあってもだ。有意義な「昔の話」にはながさく。ああ!ボニンの島よ、ありがとう!


ch08.旅 : シジミが美味い

  これから旬を迎えるシジミ。茨城の涸沼のシジミは大きくて人気があるが、先般の津波の影響でかなりダメージを受けているらしい。それに風評被害というわけ分からないダメージもある。
  涸沼は実にいいところだ。シジミをとる舟など見ているとそれこそひがな一日、その風景に溶け込んでどっぷりつかれるほどいい。いろいろなことを思いながら。ふっくら美味しいシジミ。今年はあまり獲れなくても稚貝をかなりまいたということだから次は期待できるだろうね。

ch08.旅 : 芭蕉の旅たち

芭蕉の句碑.jpg奥の細道旅立ち.jpg 台風が接近していて、雨が降り続いている。そんな中であるが「人生は旅だ」といい、まさにその通りの人生を送ったという松尾芭蕉の旅たちを少しだけ体験してみたくなった。芭蕉が深川を旅たったのは旧暦の元禄2年(1689年)3月27日。今の暦では5月16日。深川の採荼庵すなわち「杉風が別墅」を舟で出発した芭蕉は、千住で舟をあがる。「曽良随行日記」によれば、巳ノ下尅すなわち午前10時過ぎである。

5月といえば、ちょうど今どきか。梅雨にも入り、雨降りではあったが芭蕉所縁の地をしっとりと訪ねてみた。
   
   「行春や鳥啼魚の目はなみた」

JR南千住から国道4号(日光街道)に出ると、素盞雄神社がある。「すさのお」と読む。御祭神は素盞雄大神と飛鳥大神。ここに芭蕉の句碑がある。虚子は「恰度、お釈迦様の涅槃の図に、いろんな動物が涙を流して悲しんでゐるのと同じやうに、何もかも別れを惜しんでゐる、といふ風に見ればよからう」というが・・・。

 この素盞雄神社から国道4号(日光街道)を行くと、千住大橋があるが最初の橋は文禄3年(1594年)に架けられたそうだ。隅田川の橋の中では一番先に架けられたそうだ。


「千寿といふ所にて船をあかれは、

前途三千里のおもひ胸にふさかりて

幻のちまたに離別の泪をそゝく」


  舟に乗ってここまで送ってきた人と芭蕉はここで別れを告げたのだなあ・・・。
  橋のたもとに「史跡おくのほそ道矢立初の碑」がある。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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