ch04.カルチャー: 2012年3月アーカイブ

ch04.カルチャー : 久しぶりに不撓不屈

51687FE45DL__SL500_AA300_.jpg120330_2014~01.jpgソーシャル・アライアンス株式会社の代表取締役社長・岡根芳樹さん。「マスター・メンタルスクール」「SAセールス・スクール」なとも開催されている。しかし、「絵本作家」でもある・岡根芳樹さん。絵本『よなかのさんぽ』に見える、その独特な世界は、子どもだけでなく大人も引きずり込まれる。昔、劇団を旗揚げし、脚本・演出をてがけていたこともあり、その声量と声質が実に魅力的でもある。 しかし、創作を志してから、初めての出版となった絵本『よなかのさんぽ』(ビリケン出版)がこの世にデビューするまで何と9年間かかった・・・とのエピソードは意外であった。というよりも「諦めることと諦める」と言う岡根さんの言葉に久しぶりに"不撓不屈"の姿を見た。9年と口では言うが、出版社を巡り歩き、変人扱いもされながら、それでも自分を信じていく。『よなかのさんぽ』の原画を拝見。やはり・・・岡根さんは天才なのかも知れないな。もし、子ども時代にこんな作品に出会っていたら、どんな衝撃をうけたのだろうか?とふと思った。 【写真】絵本『よなかのさんぽ』と原画。この他に『あめの カーテン くぐったら』『まじょのマジョリータ』も面白い。

ch04.カルチャー : おお! JAPAN!


  1999年。確かノストラダムス大予言ということで世間が騒がしかったことがある。2000年を前に人類滅亡説も流れた。「どうする?「」「どうしよう・・・」「どうもできないね」と繰り返すばかりで・・・。そして2012年もまたマヤ文明で用いられたという暦が2012年12月21日から12月23日頃に1つの区切りを迎えるとされ、またまた終末論が言われている。先般もテレビでそんな特集があってぼんやりとみていたが、なんでも「新しいスタート」の意味合い?のようでもあった。それこそ今年の12月といったら、既にいろんな予定さえ入っている忙しい時期である。人類滅亡とは困った。まさに「どうしよう?」である。


  さて、ノストラダムスだマヤ文明と脈絡もないのだが・・・
  
  日々、慌てふためいている自分であるが、日本の政治、経済、そして文化などにゆったりと目をむけた方がいいのかも知れない。やはり、日本って素晴らしい国だと思う。
  文生書院から『大日本 GROSS JAPAN』(編集名取洋之助、1937年初版)というドイツでの日本宣伝のために刊行した本が出版されている。日本の民家、寺、剣道や柔道の練習 風景、芸者、工場、港などの写真が満載で「おお!JAPAN!」という感じである。ただ、全編ドイツ語。

『大日本 GROSS JAPAN』

ch04.カルチャー : 逞しき人間!

2012_0321_161615-P1070561.JPG アルジェリアから面白い画像が届く。エルタルフ県、シェフィアの5000年ほど前の古代壁画。草原を見下ろす岩山の上のちょっとした洞の中にあるそうだ。大きな岩が、何ともうまく屋根となり、周囲を木の枝や、ヤシの葉で覆って人間が住んでいたのだろうということだ。野生の牛か、鹿のような動物を人間が柵の中に追い詰めている様子だ。猟がうまくいった記念なのか、猟はこのようにするという記録なのか?いずれにしても、食欲を満たすということは本当に大変であったのだと思う。毎日が命がけだ。「サシがはいったのがいい」「赤身がいい」とか、何とか牛がいいなど食欲に対しても贅沢が言える現代人の何と幸福なことよ!


   なるほど!と思った。"目"でなく"心で聴く"といわれる書籍、オーディオブックが人気だという。オーディオブックとは、書籍をプロの声優が読み上げたまさに"耳で聴く本"のこと。このマーケットを支持しているのはシニア層。現在、月刊1万2000冊を販売しているという。何が何でも電子書籍と言わなくても、そうそう"耳"があったのだ。
  そういえば、今、「朗読」が人気である。ここにきてまた人気だ。「どこかいいお教室はない?」「いい先生はいない?」と聞かれることが多い。但し、気をつけなくてはいけないのがやはりその指導してくれる先生の朗読がどうかということ。その人にあうあわないが・・・やはりあるのだ。自分も朗読の勉強を始めて数年たつが、間の取り方や強弱のつけ方など、不思議とプレゼンテーションなどのビジネスシーンでよく役に立っている。
  まあ教室に行く前に、先ず声に出して文字を読んでみる。意外な癖が分かるものだ。声に出して初めて分かる癖である。日頃は気が付かない癖の発見である。そして読みこなしていくうちに心に聴かせることができるようになっていくものである。自分の好きな作品から時には古文も読んでみるといい。何かが発見できるはずである。

ch04.カルチャー : 日本の庭園

アメリカに日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」があるが、ここ2003年から実施している日本庭園ランキングで、2011年のランキングが足立美術館の庭園が9年連続第1位に選ばれたという。全国850ヵ所を超える日本庭園が対象となっているが庭そのものの質の高さ、建物との調和、利用者への対応などを総合的に判断し決定されている。春を待つ足立美術館の庭園はさぞかし美しいことだろう。
  
庭園の様子

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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