ch04.カルチャー: 2013年9月アーカイブ

ch04.カルチャー : マジ!ヤバイ


  「言葉って時代の流れによってかわるものなんですよね~」とコメントしている人がいたが、「へ?」と思った。言葉とは「道具」の一つのようなものだとは思っているが・・・やはり日本人の言葉への感覚はずれてきていると思う。
  何でも某調査で「噴飯物」が「腹立たしくてしかたないこと」と誤った意味で使っている人が半数を占め、「役不足」とは、「本人の力量に対して役目が重すぎること」と思っている人が多かったと聞いた。学生がテストで間違って「アチャー」ならいい。しかし、大人の方々が間違ったつかいかいをしているとまずい。何もぷんぷん怒ってもしようもないのだが・・・言葉のつかい方は、つかうのであればしっかり意味を考えてつかいたいものだ。
  独立した頃だから、2004年の頃だったか、いろいろなフリーの編集者と仕事をすることが多かったが、そんな時に「吉田さん、さくっと説明しますと・・・」、「がっつりいきましょうね」、「さくさく仕上げてしまいます」という言葉に出会いも結構びっくりした記憶がある。
  それからだ。「ヤバイっすよね」の「マジっすか?」とアレルギーをおこしそうになる言葉の数々。そして「ヤバイ」とは当初の意味が変化した。「このラーメン、マジ!ヤバイっすよね」とはとても美味しいということを意味すると分かり、またまた驚いたのだが・・・。
  もういいじゃないですか!しつこいですね!といわれそうだが、「あのレストラン、敷居が高いんですよ~」とはおかしい!のだとずーっと言ってきた時期もある。しかし、疲れた。最近はくしゃみを「ハックション」ども「ブエークション」と同じものだ、そんな風に受け止めることにした。
  悲しいかな。本当に美しい日本語がなくなりつつある。電子書籍でもなんでもよいから、例えば川端康成の掌編でも読んで、少しショックうけるのもいいのかと思っている。

ch04.カルチャー : しかけ絵本の展覧会

しかけ絵本の展覧会『しかけ絵本I 技法の歴史:開く、覗く、聞く、動く絵本』が、9月17日から武蔵野美術大学図書館展示室で開催される。同図書館が所蔵する初期の貴重なしかけ絵本を中心に、2期に分けて約80点を展示すねという。貴重な作品多数です。いよいよ読書の秋てもある。
展示について

ch04.カルチャー : 深いな・・・・

map_aomori_new.gif友人が秋に語りの会をする。その作品の中で、青森県三戸出身の人物が出てくるそうで、「会話のところなんだけど、イントネーションを知りたいのよ」と言う。「誰か知り合いはいない?」というので結構、簡単に見つかると確信していたものの、何とも!本当に見つからない。津軽出身者は三人見つかった。しかし・・・そもそも・・・ということで青森県の方言について調べてみた。そこには何とも深い世界が広がっていた。簡単に東北弁などということでなく、微妙に違う。福井出身の方に聞いたところ「そういえば・・・」と地域の差について長々とした話になった。日本の文化を再発見する機会となった。しかしディープであるな。なんでも、下北弁も忘れてはならないそうである。

ch04.カルチャー : 五輪を予測?

まだ、きちんと調べてみたわけではないのですが、なんでも2020年、東京でオリンピックの開催の決定を予測していた漫画があったそうです。大友克洋氏の名作『AKIRA』で、1982~90年に連載された、世界でも人気のSF巨編。近未来として描いた東京が2020年に五輪開催を控える様子をズバリ"的中"させているそうです。

このアーカイブについて

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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