ch07.味: 2008年6月アーカイブ


   まさに枝豆はこれから旬!旬!の季節を迎える。
枝豆王子こと児島啓介さんが本を出版した。『いつだって枝豆! CD付』(青春出版社)。枝豆の魅力がたっぷりつまって6月19日に発売。
  「4月は一ヶ月間ほどこもりまーす」と言っていた枝豆王子。やったね!妙にウレシイ。
  気がつけば溜息が出てしまうほどに自己顕示の強い方々が多いこうした業界の中で、王子のあまりに良すぎる?人柄。思わず「フレーッ!フレーッ!」と応援したくなる人なのだ。枝豆王子の"枝豆"へのふかーいふかーい愛情が伝わってくる一冊だ。

『いつだって枝豆! CD付』はこちら

ch07.味 : 葡萄たちの囁き

  まだ、いろいろ仕掛け中なのでしゃべれないことも多いのだが、今、仕事でまさに"ワイン"の中?という感じである。今日も、昼過ぎから某ワインの打ち合わせで、その奥の深さに改めて感動していた。最近は本当に感動が多い。打ち合わせ中にFさんが「あっ!そうそう」と言いながら席を立ち、暫くして「これです」と一冊の分厚い本を持ってきてくださった。『地図で見る 世界のワイン』(産調出版)という実に立派な大型本であった。それこそ、詳細な"世界"のワインについて書かれている。Fさんは丁寧に説明を続けてくれた。
  友と語らう時、お祝いの席で、しんみり友人の恋の話・・・・ワインは欠かせないもの。ソムリエでもなんでもないので、気の利いたコメントは出来ないが、何とも美味しい!と思えるワインに出会った時は、その過ごす時間も芳醇な香りに包まれるものだ。
  太陽の陽射しを受けて育った葡萄たちが熟成してそして・・・・・今、こうして私の前で何かを囁いているではないか。良い時間をより愉しくするために、ちょっと話してみたくなってきた・・・・・。

「地図で見る 世界のワイン」はこちら


  東京直下大地震は必ず来るよ・・・・なんて事を友人から聞いているが、言い方は変だが、最近どこか冷めてきた・・・・。たとえ家の中にシェルターを作ったとしても・・・・(テレビ番組で実際に作った方のレポートなど見て、ふむふむ200万弱で作れるのかなんて考えてみる)。しかし、その時に一体自分がどこにいるのか?なんて考えると、わけ分からなくなってくる。仕事で新幹線、特急、地下鉄、そして山手線の中でも時折、今大地震が起こったら・・・・と考えている事がある。ああ、パニックなんだろうなあと思う。この人混みの中で。しかし、その時の対処なんてわかりゃしないと最近はつくづく思うのだ。
  ペットのイヌやネコの異常行動を市民からリアルタイムで集めて、地震予知に繋げようという試みが、2009年にも関西の2府6県でスタートする見通しになったらしいが、さてさて。
  しかし、昨年の7月に新潟県中越沖地震で被災した柏崎市の「原酒造」が新開発の酒米で仕込んだ大吟醸酒を発売、新しい酒蔵の建設にも着手したという。地震で土蔵など建物の約3分の2が倒壊し当時はどこから手を付けたらよいか全く分からなかった状態だったという。しかしタンク内に残ったわずかな酒に希望を託して復旧作業に取り組んでなんと1カ月後に再開。 新しい銘柄『越の誉』でスタートという嬉しいニュースを聞いた。

ch07.味 : 食べるということ


   20代の頃にある仕事先で母校が同じ方と会い、「わあ、同じですね」と言ったところ「日本女子大卒業なんて掃いて捨てるほどいるわよ!犬も歩けばなんとやら」とかなんとか、それこそ、はき捨てるように言われたことがあった。それから、先方から言われるまでは、一切言わないことにしていた。
  先般、実施したセミナーに、たまたまクライアントからのご紹介で栄養学博士の白鳥早奈英先生にお目にかかった。元気一杯で楽しい時間を過ごしたのだが、すぐに会社のほうへご著書『元気2倍増 効き目3倍増  食べ合わせ新百科』(ブックマン社)を送ってきてくださった。最新の栄養成分について分かりやすくまとめられている。その上、プロフィルを拝見して、実に母校が一緒である事がわかり、久しぶりにお礼のお手紙に、そのことについふれた。頑張っている同窓と会ったこと。何か、心の中がほくっとあたたかくなった。
  

   日々、何気なく食べている「食べ物」に、本当に気を遣うようになった。野菜を中心に「バランス!バランス!」と唱えている。しっかりと意識しないとビールにちくわ、日本酒に塩辛、ワインにブルーチーズ・・・・・てなことになりかねないからである。日々の弛まぬ努力がまさに「からだ」を作っているからこそ、日々の積み重ねが大切なのだ。
  「やっぱり小麦の値上がりが響いているよ、いつもの100円の大好きなあんぱんが135円になっていたよ」「そうそう、チョコクロワッサンが絶対に小さくなっていた」と、子どもの会話ではなく、いいとし?の大人の男友達の会話だ。彼らにも、その価格アップした"あんぱん"や小さくなった"チョコクロワッサン"には温野菜や野菜ジュースなどをプラスすることを言わないとならないね。

  

ch07.味 : 大漁!

   最近は地球温暖化に因んだ番組が多いなあ・・・・と思っていたところ、石川県能登半島の輪島漁港で、本マグロの大漁が相次いで前例がないほどの水揚げ量に、関係者も首をひねっているというニュースを見た。これも異常気象が原因なのか?
 6月3日に出漁したまき網船団18隻が深夜0時頃、能登半島沖で本マグロの大きな群れを見つけ、4時間余りかかって、約500本の本マグロを水揚げしたそうだ。「本マグロ!」と思わず、声がうわずってしまった。聞くところによれば輪島漁港では、2日前にも能登半島の定置網に本マグロ250本近くが水揚げされたばかりとか。一体どうしたのだろうか!「本マグロ!」とまた声がうわずってしまった・・・・・

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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