ch05.エンタテイメント : ここにいるよ、30年間の音たち |
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30年の月日を思い出してみる。
バラバラになったパズルのような・・・とりとめのない・・・そんなことしか浮かんでこない・・・
11月9日に、日本の女性詩人の詩や短歌に曲を付け歌い始めて今年で30年になる吉岡しげ美ちゃんの記念コンサート『いま、わたしがここにいること』が開かれた。有楽町朝日ホールは満席。しげ美ちゃんのファンでうめつくされていた。1977年に東北に住む二人の詩人の詩に曲をつけて新橋のヤクルトホールでコンサートをしたのが活動のスタートであったという。
今回、初めて聞いた清少納言の「枕草子」は素晴らしかった。しげ美ちゃんが病気で入院したことがあった。窓から見える季節のうつろい、その中でこの作品が生まれたという。
静まり返った空間。ピアノとバイオリン、チェロ、フルートそしてパーカッション、それぞれが「ここにいるよ!」と相手を思いやりながら主張している、そんな秋の一夜が過ぎていった。
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