ch12.その他 : 最期は「ありがとう」を言いたい |
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時折、ふっと人の人生の幸せって何だろう?と思うことがある。
NECの社長・会長を務めた関本忠弘さんが脳梗塞で逝去された。享年80歳。旧電電公社のファミリー企業から日本を代表する企業までの育てた人だ。通信機器事業畑を歩み、コンピュータの世界でも世界有数の企業にした。
80歳といえば天寿全うであろう。喪主は二男澄人さん。「?」と思う人もいるだろう。「ご長男では?」と。家族の死に直面した時、こんな時にいろいろと露呈するものだ。忘れ去ったこともいろいろ。長男の数々の不祥事を考えれば、本当に気がかりであったのではないかと思う。いや、全く関係のない人間である私が言う必要もないのだが・・・・。
人の最期は、なんの気がかりもなく、皆に「ありがとう」と言って最期は迎えたいものだ。
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