ichiko : 諸行無常 |
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今では当たり前の光景だが、文具店などに並んでいる手帳の種類の豊富さに本当にびっくりする。昔は師走ともなると「銀行の手帳はコンパクトでいいわ」なんて母が言っていたのを思い出す。母の手にあったのは本当に小さな銀行の「御手帳」であった、そんな記憶がある。
今は、ダイエット手帳だ、釣り手帳だと結構マニアックなものもあり、それを探しているだけで楽しくなってしまう。そんな中で、2008年の手帳もそろえた。毎日が一時間刻みになっている。また、ここにあれだこれだと「予定」が書き込まれていくのだろう。"予定"かぜ書き込まれていない空白が嫌で、沢山仕事を入れて、体調を崩された方々を知っているからこそ、手帳にもゆったりとした空白を残したいと思うようになっている。
陰陽五行の伊勢瑞祥先生から平成20年のメッセージが届いた。平成20年は『戊子』の年であり、全てが統制された形にかたまり、完成するという。つまり『整』であるという。こういう年というのは、これまでの歴史の中でも時代の重要人物が消え、また無名の人物が登場するなど、変化していく「時」であるという。
メッセージを何度も読んだ。新しい年に向けて、伊勢先生のメッセージを自分の2008年の手帳に書き込んでいった。そうか・・・「整」に向かって何が変化していくのか。なかなか楽しみでもある。
さて、生老病死は人間にとって四つの宿命である「四苦」。命を受けたものの宿命である。時の流れそして、いつかは別れなければならない時が来る。また新しい時が始まる。つまり、この世で「常」であることは、何一つないのだ。まさに「諸行無常」というものか。ショギョウムジョウ・・・・なかなか心に響く。
未来に向かって進む今の自分を支えたもの、人々は本当に限りなくある。年末を迎え、新しく何かが変化をしようとするこんな時はそのことに気付かせてくれる大切な時期でもある。
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