ch12.その他 : 毎日毎日・・・ |
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友人が、足を怪我して痛い痛い・・・・ということで「兎に角、早く病院に行ったほうがいい」とすすめていた。"足の裏"の怪我ということで、しっかり見たわけでもないのでどんな状態であるのかは分からなかったのだが、「梅雨時は化膿し易いし本当に気をつけて。早く病院に」と言っていた。
「昨夜も母は相変わらず・・・・・なんか爆発したら、痛みが消えちゃったのよ。足の痛みもストレスなのかな?」なんてメールがきた。???・・・・・と、ますますわけが分からなくなっていた。
長い間、高齢のお母様の看病をしている彼女ではあるが、本当に家族の看病とは大変なものだとつくづく思うのだ。ホームヘルパーさんや兄弟たちとてわけして看病をしていても「本当に疲れるわ~」という時折彼女の口から洩れる溜息に返す言葉が見つからないことがある。特に自宅での看病は毎日毎日・・・・・の連続だ。身内は我儘もでる。
ふと、脳内出血で入院していた父が退院し、自宅でリハビリをしていた頃の事を思い出した。思うように体が動かない父は、家族にちょっとした事でもあたった。明るかった父の変貌ぶりに悲しかったが、我儘?ぶりには時は腹立たしくなって無視したり暴言を吐いたこともあった。心の中では病気の父に詫びて・・・詫びていた。しかし、忙殺され、疲労困憊の日常生活の中では、やはり人とは完璧でなれないものだ。"大変大変"とはいうものの看病は育児とはまた違う。終わってみれば・・・・・そんな気持ちにもなるのたが、まさに"最中"は闘いである。永遠の別れが来て、そして日々が過ぎ去った時だからこそ、いろいろな事が客観的に見ることができるのだ・・・・・・。だからこそ、今、まさに親の看病真っ只中の友人との会話の中で、何か少しでも彼女の気持ちがほっと出来るように自分が何かの役に立てればいいなあと思う。
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