社会問題 : 内部告発 |
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身の毛がよだつとはこのことか・・・。
これまでに、次々と発覚する食品偽装のニュースに、「またか!」と思っていたものの、カビ毒と農薬入りの汚染米の転売とは・・・・・行政そして長年の取引先への裏切り行為、何よりも消費者への欺き。言葉もない。
汚染米を不正に転売していた大阪の米粉加工販売会社「三笠フーズ」。転売するまで、農薬のメタミドホスに汚染されたもち米を倉庫で1年から1年半保管して濃度が基準値以下になるのを確認してから食用袋に詰め替えて出荷していたというではないか・・・。農薬が自然に消滅するのを待てば、加工費用もかからないという、まさに計画的な不正なのだ。性善説にたちたいが、チェックも今後は厳しく、抜き打ちを徹底していかなくてはならないと思う。 社長がテレビの向こうで「経営難を何とか・・・」と言うのは正気か?と疑いたくなる。落札も社長自ら出向いて工業用のり原料の相場の2~3倍の高値で落札したとも新聞で読んだ。
随分前から言われている"内部告発"というもの。発覚は内部告発によるものが多い。人は"なか"にいると、分からなくなるものや事がある。ただ、何となく。自分や家族やもろもろ、恙無く暮らせれば良しなのだ。これが人間なのだ。
しかし解雇された社員さんも気の毒であるし、ブランドに本当に大きな傷がついた酒造メーカーも、いや、これからもまた、いろいろ"問題"はででくるのだろう。
だが、日本人の美徳、良心とはどこへ行ってしまったのだろう。
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