ch05.エンタテイメント : 凄技!高速ハイキックに圧倒! |
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2009年6月、全国順次蹴りまくりロードショーという。西冬彦監督の 「 ハイキック・ガール」 のマスコミ試写に行った。西監督は「黒帯kuro-obi」の武術監督でもある。上映開始の挨拶とともに西監督と主演の武田梨奈さんのいきなりハイキック!「うわっ・・・・」と声も出ない高速ハイキック!凄い・・・・
西監督が見出した武田梨奈さんは空手道場に通う現役の高校生。なんと、まだ17歳。そしてとびきりの美少女。空手黒帯で全日本チャンピオンでもある。梨奈さんが10歳の時に空手大会で負けた父親を見て「私がお父さんのかたきをとる」と決意して空手道場に入門したという。
2008年6月、琉球少林流空手道・月心会の道場を訪ねてきた西監督に技を披露。今回の映画の主役・土屋圭役は武田梨奈さん以外はない!というほどの高レベルな技に西監督は圧倒されたようだ。
この小柄な美少女が格闘家、現役空手全日本選手たちを得意技の高速ハイキックでばったばったと蹴って蹴って蹴りぬいていく。皮膚1枚のギリギリでコントロールして突いて突いて突きまくるのだ。それを安全に受け止める技術。弛まぬ努力と稽古のなせる技だ。まさに"鍛錬"というものだろう。休む間もない5分に1回というアクションシーン。凄技の平成生まれのアクションスターが誕生したという感じだ。圧倒という言葉が相応しい。RED ОNEで全編を撮影した例は殆どなく、特にアクション映画での全編撮影は世界初であるという。必殺技で蹴りまくりの81分である。
写真「ハイキック・ガール」より (C)2009 ハイキック・ガール!パートナーズ
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