ch10.生活 : 「何もそこまでいわなくてもいいのに!」 |
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ボディランゲージというものもあるのだろうが、人はたいがいが「言葉」を通してコミュニケーションをとる。だからこそ、疎かにしてはならない言葉の使い方。それは、何も、世辞をならべてということではない。ものには「言い方」というものがあいるわけで・・・・・。
本日もまた・・・・ある人々が憤慨していた。それぞれ人もシーンも違うのだが、共通している怒りの原因は「何もそこまで言わなくてもいいのに!」ということ。お一方は、あるメーカーの方からかなり高級なソープをあるパーティーの席で「お土産にどうぞ」と手渡された。彼女は本当に「わぁっ」と嬉しかったそうだ。そこで終われば問題は起こらない。しかし、その方が正直というか無神経というか「ちょっと不良品なので・・・」と付け加えたらしい。つまり、そのソープは何かの問題点がある。商品として堂々と売れない品ということだ。品質には問題がないにしても、「何もそこまでいわなくてもいいのに!」となる。彼女の気持ちも分らないではない。まあ「どうぞおつかいください」「有難うございます」でことは済んだはずだ。
まさに!そしてまたお一方は、ある方が「ひとつ買うというのもなんなんでねぇ・・・・しようがないから二つ買ったのよぉ。だからあなたに分けてあげるわ」という言葉だったらしい。そこで再び「何もそこまでいわなくてもいいのに!」と渡された方も怒る。ものは言い方ひとつだ変わるものだ。
しかし、言ったほうは多分、そのことに気付いてないのかもしれない。口から毀れた時にすべて流れてしまっているからだ。正直といえばそれまでなのだせ。多分、悪意もないのかも知れない。しかし、やはり「何もそこまでいわなくてもいいのに!」ということになる。
現に、言葉でのコミュニケーションでもこんなお怒りが生まれる、ましてや、よほど文章の書き方、文章心理学に、表現法に長けた人ばかりでない。会話でもメールでの過ちがなんと多いことよ!人知れず大いなる怒りと誤解が生まれているのだ。一言言う前に、また書く前に一呼吸。ノリでしゃべらないようにしたいものだ。
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