ch10.生活 : 幸せシャワー

  連休最後の日は某結婚式場のブライダルフェァに参加していた。摸擬結婚式・・・・この響きが懐かしいが今でも人気ということだ。しかし、大昔とは大違い。結婚式、披露宴の一部?というか、これほどまでにショービジネスのようでビックリシャックリ状態であった。
  キャンドルサービスというのが出現した時も驚かされたものだが、今回は各テーブルにバルーンが!。そして新郎新婦がお色直しから戻ったのか?と思うと、何と入り口にスポットライト。そこには白い巨大なバルーンが出現しているではないか。そしてパーン!という音ともに、中から新郎新婦が登場する。そして軽快な音楽に合わせて、新郎新婦が各テーブルを回り、キャンドルサービスのように?、バルーンをパーンパーンと割っていく。その度に周囲では「キャアキャア」という声が。そして割れたバルーンの中からは可愛いハート型の小さなバルーンがパーッと飛び散るのだ。
  そして、新郎新婦が退場する際、両側からシュワーッシュワーッと花火が!再び場内は「わーっ」と大歓声!。まるでショーだね。キャアキャアと感激しているカップルの数をひいふうみい・・・・と数えてみた。とらぬタヌキのなんとやらではないけどれど、ブライダル市場はこんなにも活気づいているの?!
  両親への花束贈呈。この時、父親の目にも涙が溢れる瞬間だ。しかし、最近ではテディペアが贈呈されるサービスも。このクマさんの重さ。これがポイント。持ってみると何ともいえない重みなのだ。そう、新郎が、新婦が生まれた時の体重と身長で作られている。それを受け取った母親はその重みに感極まり号泣するらしい。わかる、わかるその気持ち。多分堪えきれない涙がドッと溢れる瞬間だろう。わが子が「オギャー」と生まれた、あの瞬間。そしてその熱き想いは一気に爆発してしまう・・・・。
  また、新婦の持つブーケも最近は生花と思えるほどの素晴らしいドライフラワーや押し花にしてくれるそうだ。押し花?なんて馬鹿にできないほど藝術的仕上がり。「ほーっ」と溜息。純白のウエディングドレスもそのままのデザインで小さなドレスに仕上げてくれるサービスもある。
  引き出物だって、大昔のような鯛や角砂糖はどこへやら。目出度いの「鯛」はお洒落なパイになっていたり・・・・。腰が抜けるほと重たい大皿セット、広辞苑、台車・・・・昔は「何?何故?」という引き出物もあった。今、思い出すととっても可笑しくなる。しかし、幸せのシャワーに包まれた、大勢のカップルを見るとやはり、ワクワクして楽しくなるものだね♪

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このページは、ichikoが2009年5月 7日 14:21に書いたブログ記事です。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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