ch12.その他 : 歳月 |
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"ぼちぼち墓地の事"という広告のキャッチコピーが目に入って、思わずプププと笑ってしまった時期があるが、ふと年齢をかさねていくとそんな事に笑っていられないのかも知れないと気付くものだ。
「90になる母の見舞いにきています。もう食べ物が口に入らない状況で、もう長くはない事を覚悟はしています。ナースステーションから美空ひばりの愛燦燦が流れ、歌詞が心にしみます」と携帯に友人からメールが届く。お母さんと見詰め合っているシーンが一生の思い出となりそうだとも書かれてある。一日一日、いや、一分一分が本当に大切だということが皮肉にも失った時に身にしみて分る。
最近では"直葬"とかが流行っているようであるが。本当に身内だけで行うものだけれど、あとから「どうして知らせてくれなかったのか」とか「親しかったのに」と言われることがままあるそうだ。しかし、どのような「死」が待っているか、神のみぞ知る世界である。
人は元気な時に、丁寧に向かわないといけないとこがあるように感じる。残された家族はまた大変なことが待っている。その目安がやはり年賀状のやり取りなのかも知れない。
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