ch07.味 : 海鞘?

  誰にも好物というものがあると思うが、最近、自分の好物って何かと考えてみた。小学校の入学試験の時、面接で「あなたの好きな食べ物はなんですか?」と聞かれ「梅干です」と言い、先生が一瞬びっくりしたという記憶がある。
  確かに、今でも梅干は本当に好きであるのだが・・・年月も流れ、今の好物は?と聞かれるとなんか口から「ホヤです」と出てしまう。多分「ええっ!?」と驚かれることと思うのだが、このホヤの旨さは何とも説明出来ないほどだ。ホヤ特有のあの香りは不飽和アルコールによるものだそうだ。何と言っても、見た目のグロテスクさ。大体の人はひいてしまうだろう。漢字では海鞘と書くようだが、実に「分る!」のだ。
  これからの季節はしっかりと栄養をため、5月から8月までの夏場が旬となるホヤ。冬に比べグリコーゲンが何倍にもなり、甘みと旨味が増すという。二杯酢など最高である。ホヤを食べると、「ああ!人間って海から生まれたのだなあ」と思ってしまう。

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このページは、ichikoが2010年3月28日 21:15に書いたブログ記事です。

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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