ch12.その他 : 晩年


   大変、昔々の話ではあるが、サンケイリビングに勤務している頃、夏になると大学の講堂などをお借りして「サマーカレッジ」というものを企画していたことがある。各界の講師をお呼びしたのだが、当時、国会の名物男として「ハマコー」の愛称で知られていた元自民党衆院議員の浜田幸一さんもお呼びしたことがある。
  企画趣旨説明などで事務所にお邪魔した時、あれだ~これだ~、あーだこーだと何かと話が長くなり、笑ったりしている時間の方が長くなってしまった。快くお引き受けいただき、当日は某大学の確か800人の講堂に、立ち見が出たほどだった。"お袋の味"のあたりでは、本当に心温まる話をされた。

 
  時は経ち・・・・

 
  千葉県警が浜田氏を10日に背任容疑で逮捕したというニュース。株の流用などの不正をした疑いがあるという。これまでにも不規則発言はじめ80年には米ラスベガスのカジノでの賭博発覚など、議員辞職に追い込まれ政界を離れたが、まあ齢81とか?もう、人としてゆったりとした晩年を過ごしたいものだと、他人事ながら思う。


  「お袋の味・・・ああ!いつになっても懐かしいなあ」と言っていた、甘辛い干瓢をしっかりと巻いた「鉄砲巻き」。作ってくれたお母さんが泣いていらっしゃいますよ。


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このページは、ichikoが2010年8月10日 16:01に書いたブログ記事です。

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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