ch01.政治 : 男は"目"

  我々の日常生活の中でも「言葉」の重みはひしひしと感じる。たとえどんなにキュートな女性、または美男子?がいたとしても、土壇場で想像もしない、と~んでもない「言葉」を吐いたり、メールに「文字」として残ったら、それまでのイメージはあっという間に消えてしまうものだ。その人との時間は一体何だったのかと思うほど衝撃的な一瞬である。それほどに「言葉」というものの重みは大きいのだ。

  
  さて、政治の世界。ここもまた「失言」そして「謝罪」の繰り返し。柳田稔法相が親しい人に辞意をもらしたとか聞くが、「親しい人」って?もらした云々が何故伝わってくるのか?これまた不思議である。地元広島市で開いた国政報告会で、まさにぬけぬけと言った言葉。「個別の事案については答えを差し控える」「法と証拠に基づいて適切にやっている」のフレーズを挙げた。且つ「法相はいい。分からなかったらこれを言えば言い」としめる。もう発してしまった「言葉」は消えない。テレビでこの模様を見ながらそれこそ「言葉」を失ってしまった。そのイカレタ様子に本当に「言葉」を失ってしまった。
  そもそも法務行政に全く関わったことがない人が法相をしているということも信じられないのだが、人間、言い方は悪いが、頭の回転が遅くても何事にも真面目に取り組む姿勢が絶必なのだ。この方は見ている限り、所謂"一流大学"で学ばれたようであるから学力はあるのだろう。しかし、何かを落としてしまっているね。多分、ものの考え方の基本がちょっと?印である。まあ、この方を首相官邸に呼んで国会答弁を軽視したと受け取られる発言に厳重注意をしたという方も「失言オンパレード」ではあるのだが・・・。そしてどこを見ているか何を考えているのか全く分らない表情だ。


  先般、昔の仲間たちと会った時、さんざんお世話になった当時の営業部長が言った言葉が心に残る。「えっ?男も女も"顔つき"が問題でしょ?」と私が言ったところ元営業部長は「特にな、男は"目"なんだよ!」と言った。美形はそれなりに年老いてもある程度は美形さを保っているものだけれど、やはりその人の人格が現れるのは"目"であるということ。そうか!なるほどね!合点だ!スタイルやファッションなど見た目で結構判断を間違ってしまうことも多いよね。勿論もそうした諸条件も必要ではあるがやはり"目"なんですね。そんなことを言い、大笑いする大大先輩ももう齢80である。しかし我々にとっての"健さん"は昔と少しも変わらずカッコいい。

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このページは、ichikoが2010年11月21日 08:33に書いたブログ記事です。

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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