ch04.カルチャー : 「漫画家白書」の数字に現代が見える |
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「漫画家白書」~マザーコンテンツの創り手はいかに育つか~の発刊記念シンポジウムに参加。しかし、プロ漫画家の支援を目指す「トキワ荘プロジェクト」の代表である菊地健さんが発想した"マザーコンテンツ"というコトバはなかなか凄い!! つまりコンテンツの元になるコンテンツという意味合いである。
現在、邦画が10本あるとしたら7本はまさに漫画が原作である時代である。しかし、そのようなコンテンツを生み出した売れっ子漫画家になれるのは稀の稀。いわば奇跡に近い。例えばどこの出版社へ作品を持ち込んで断られ続けたある漫画を目指す人間がある編集者に出会う。その内容に惚れ込んだ編集者が単行本にする。そしてその漫画を待っていた人々の目に触れる。ついに170万部を売る大ヒットになったというケースもある。100万部を超えたその数の凄さ。一瞬の出会いで億万長者になってしまうという世界だ。まさに人生を変えてしまう人との出会い。これもまた、その人の「運」なのかな?と思える。、
最近は持ち込みや新人賞からのスタートというより、所謂コミケ関係でデビューが24%という数字にも驚かされた。しかし、1500人の漫画家に声をかけ、そのうち348人の回答をベースとしてまとめられた白書であるが、データの面白さを確認するのに紙は勿論であるが、デジタル化も現代には向いているなと思う。しかし数字は実に面白い。
「漫画家白書」はこちら
ところで、漫画家の情報をひとつ。あの巨匠の横山隆一氏をご存知ですか。あの4コマ漫画で有名な「フクちゃん」で有名な漫画家です。スターバックス鎌倉御成町店は、横山隆一氏の邸宅跡地に建てられたのだそうです。鎌倉に行った時は是非、寛いでみたいですね。
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