ch12.その他 : 思い込みはストレスのもと |
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最近、つくづくというか、やはりそうだったのかと思うことがある。人は年齢を重ねると"大人"になり、分別もつくものだと当たり前のように思っているが、実は、こうしたことは殆どが単なる思い込みということに気付く。たまたま、衣食足りていれば、人は普通に仕事をこなし生活しているようだが、三つ子の魂百までと古人のいう事は正しい。人は本来、それほどかわるものではない。若い頃はまだその溢れんばかりの若さ故に周囲も「いいよ、いいいよ」と許してしまいがちであるものの、それほどに人は変わるものではないのだ。こんな発言をすると小学生に対しては本当に申しわけないが、「お前は小学生か??」と年齢を疑いたくなるような言動をする人々が多い日々。だから、そう思えば合点もいくと考えた次第である。勿論、自分に対しても厳しくしなくてはならないだろうが・・・・
しかし、この方も「やはり」!である。4月10日に投開票される東京都知事選で、マスコミがあれやこれやと憶測してはいろいろ言っていたが、結局、いつもの不機嫌顔で進退を明言していなかった石原慎太郎知事は若手芸術家による作品展の挨拶上で「私は来年もうやめるから~」と発言したらしい。だいたい「天皇陛下に聞かれても言えない」など、いわば失礼極まりない思い上がった発言にも「なるほどね、この方は」と思う。教育論など素晴らしい理念を持っている人であるのに実に残念な人だと。やはり三つ子の魂百までであり、うっかり口が滑ったのてはなく、この人そのものであるという事なのだ。まあ、周囲もあれこれ口を挟まず、静かに見つめていればいい。都議会最終日で不出馬を正式表明する方針には変わりがないだろうから。
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