ch12.その他 : 平常心 |
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朝刊で曽野綾子さんが「電気がなくなると一時的な民主主義的な機能が一部停止することがある。」と書いていた。全く!であると思う。曽野さんが言う通り「電気が消えると普段私たちが情報と信じているもののほとんどが消える」そして代わって流れるのが「流言蜚語」である。しかし、現在はテレビで常に情報が流されるから救われたのだ。しかし、暫く情報がなく自分たち周囲の状態さえ皆目分からず、何日か経ってテレビからの情報で漸く現実が分かった・・・そんな話も聞いた。電気がなくなると「公平と平等を維持することはほとんど不可能」になるのだ。東京23区の荒川区と足立区の区長の記者会見で「不公平だ!」というような言葉が出た時は「あっ」と。言ってしまったか・・。電気がなくなると何もかもが停止してしまう。気づいたことも多かった。これまで「これが未来だ!」と思っていたものが次第にズレていくことに気づく。電気のなくなった時間の中で大切に思ったことは、やはり曽野さんも言う「平常心」そのものである。
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