ch12.その他 : 深刻な被災地の食事問題


東日本大震災の被災地では食料、医療器具など慢性的な物資不足が続いている。ガソリン不足や交通網も寸断されているわけだから何もかもが複合的に絡まっている。
  ある被災地の食事の内容を見て、どうしたものかと思う。一日1500キロカロリーほどしかない。一日二食というところもあるが昼などは具のないおにぎりか菓子パンひとつ。栄養不足は深刻だ。命に係わる問題だ。NPO団体などが4月11~17日に宮城県内の避難所230か所を調査したところ、野菜や肉、魚などを調理した副食が1日平均1回以下のところが55%あり、12・5%はゼロだったという。且つ、さらに食物アレルギイの方々の食事も一部ボランティアによって支えられているとも聞くが、本当に一部である。

日本列の島上で暮らす我々はいつ地震がきてもおかしくない・・・と思っていたほうがいいと思う。びっくりするほどの地震国だ。地震区で高血圧になったり腹痛になったりする人もいると聞いた。今回の想像さえしなかった地盤の変動はまだ余震を引き起こすだろうし・・・しかし、今回の地震は1000年に一度といわれるもの。遭遇してしまったわけだ。

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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